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カテゴリ:おでかけ
門前払いをくらって意気消沈・・・ でも、やっぱりこのままでは終わりたくなかった私は、以前にも行ったことのある 『美しの湯』に行ってみようと主人にお願いしてみた。 息子もお風呂に行くのをとても楽しみにしていたし、なんとか笑顔で帰りたかったから。 駐車場に車を停め、恐る恐る受付へ。 今回はカートを押さず、杖だけで。 足が悪いけれど、1人でなんとか大丈夫だということを告げると 脱衣所までなら杖使用できると言ってもらえたので、ホッ。 夫・息子と別れ、私は女湯ののれんをくぐり脱衣所までは杖で行きました。 服を脱ぎ、さてこれからが問題・・・今の私は杖ないと一歩も歩けないわけで・・・ お風呂場のドア前でどうしようかと迷いつつも、これからお風呂に入る女性に 思い切って声をかけてみた。 「すみませんが、手を貸していただけませんか?」 その女性は快く手を貸してくれ、私を洗い場まで連れて行ってくれました。 体を洗い、髪を洗い・・・ 私はもう、これだけで十分満足だったので、脱衣所までどなたかにお願いしようと キョロキョロしていたら、今度はさっきと違う女性が私に声をかけてくれました。 「お風呂、入る?お手伝いしますよ」 って・・・ 私はその言葉に甘えることに決めました。 「折角だから、露天風呂に行きましょうよ」 とその女性。 えっ、露天風呂なんてムリムリ ![]() 「あなた、お子さんいる? それなら尚更、おかあさんとしてがんばらなくちゃね」 と笑顔で私を露天風呂まで付き添ってくださったのです。 石で作られた露天風呂。 私に入ることができるのだろうか? と不安でいっぱいになっていた私の気持ちとは裏腹に、その女性は笑顔で 「○○さ~~ん、ちょっと手伝って~~」 と近くにいたお友達に声をかけたかと思うとあっという間に数人の女性が 私のそばに駆け寄ってきてくれて、私を誘導してくれました。 あったかい・・・ 気持ち良い・・・ みなさんの気持ちの温かさ、そして露天風呂の気持ち良さで私は号泣・・・ ただただ「ありがとうございます」しか言えませんでした。 本当にありがたかった。。。 お風呂から出て、早速主人と息子に泣きながら報告。 「良かったね。良かったね」 と2人もとても喜んでくれました。 それからは私もすっかり笑顔になり、施設内にある中国式足底療法なんかにも挑戦。 初めてのフットマッサージに癒され~~~ 至福の時を過ごしました。 いろんなことのあった今日ですが、やっぱり悪いことばかりじゃないですね。 実感しました。 今日、関わってくれた全てのみなさんに感謝の思いでいっぱいです。 長い長い一日でした。。 でも、貴重な一日でもありました。 人生いろいろですね。 ![]() 応援ありがとうございます♪ 励みになります♪ ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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