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テーマ:脳性マヒ・体幹機能障害(593)
カテゴリ:リハビリ生活
昨日は理学療法士先生のリハビリでした
毎週水曜日だけは用事があっても必ず行くようにしています。 担当の理学療法士先生はリハビリ専門学校の先生でもあるので 私にとっては本当に貴重な時間なのです。 理学療法士先生はいつもこう言います。 「今ある体を最大限使うのではなく、小出しにしながらちょっとずつ使うようにね」と。 私のように脳性麻痺でも軽い部類に入る人は、ある程度のことは頑張ればできちゃう。 本人はかなり頑張らなきゃできないことだらけでも、傍から見るとそんなに辛そうには 見えないし、本人だってもっと頑張ればなんでもできるという意識が 強いから、何十年も頑張っちゃうんだけど、40歳を過ぎたころからガクッと 体力も落ち、関節が悲鳴をあげ始める。 これは健常者でも同じことなんだけど、脳性麻痺の人は緊張が強い分、関節に極度の 負担をかけて生活しているから健常者の人よりも10年くらい早くその症状が でてしまうのだそうです。 まさに、私の場合もそうですね~~ で、ここからが大事。 私くらいの年齢になってきたら【無理してまでがんばることをしない】 ようにしなさいって。 ようするに細く長くってことですよね。 セラピストによる手技を中心に緊張を和らげながら、のほほんと生きる。 これが今の私が一番長持ちする方法なのだそうです。 痛くなりそうだなっと思ったら、恥ずかしいとか言ってないで人の手を借りてでも 車椅子に乗っちゃうとか・・・ね。 「でもね、先生、私は恥ずかしいっていうことよりも、相手に対して申し訳ないな~ 悪いなぁ~って思っちゃうんですよ。」 すると先生はこう言います。 「わたがしさんはまず考え方を変えなくちゃだめだね 人ってね、自分にとって必要な人って思う人に対してはなんの苦にも思わないの。 面倒だなとか、迷惑だなって思う人は最初からわたがしさんに近寄らない。 一緒にいることが相手にとって心地良いから、そばにいるんだよ」 って。 結局は【障害を持っている自分】が【障害を作っている】ってことなんですよね。 昨日は本当に奥が深いお話を聞かせていただくことができました。 すごく気持ちが軽くなりましたね~~ それに 私と遊んでくれる方達ってみんな自然体で接してくれている 心も体もあったか~~~くなりました 私と一緒にいたい。。。と思ってもらえるような そんな魅力的な人間になっていかなくちゃね みなさん、これからもどうぞよろしくお願いいたします。 『小川真之助の店』ブログ 直営ネットショップ→【彫金 小川真之助の店】 【催事情報】 10/18~10/23 松屋銀座 8階イベントスクエア「粋な和モノ市」 10/26~11/1 (10/28休館) 伝統工芸青山スクエア 「TOKYO職人展」 広報 東京都 に掲載されました 広報 東京都 WEB版はこちらでご覧いただけます 11/15~11/21 東武百貨店池袋店 7階イベントスペース 10月6日(土)の 【毎日小学生新聞】に主人が載っています~~ 購読されていらっしゃる方~~ ぜひぜひ見てくださいね♪ WEB版はこちら 応援ありがとうございます♪ 励みになります♪ お便りはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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