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カテゴリ:脳性麻痺
先日買ったワゴン、大活躍しています(*^-^*) 以前だったら洗濯機とベランダのある寝室を3往復しなくちゃ持ち運べなかった量も一度で運べるように! 移動はワゴンに寄り掛かり歩行器としても。 ただ、これもわりと調子が良いときでないとワゴンのキャスターを制御できないので体調次第なのですが。 ともあれ、しゃがんだり立ったりの動作がキツくなっているのでその動作が減らせるだけでもかなり体力の消耗は少なくなりました。 2016年6月26日 Facebookの投稿です ↑ これは私の5年前の投稿です。 書こうかどうしようか迷ったのですが今の現状をお話したいと思います。 5年前当時、私はこのワゴンで洗濯物を運んだり、他にも何かを運ぶアイテムとして大活躍していました。 それから年を経るごとに・・・ 今ではこのワゴンを押して歩くことなんてありえないほど障害は進行しています。 脳性麻痺は進行する障害ではない。 とつい数年前までは言われてきましたが私の意見としてはそうではないと思っています。 確実に筋力は落ちるし、何と言っても緊張が強くなっていくのがイヤなところ。 今、すぐにこう動きたい!! と思っても、ロックがかかったように体が動かなくなる瞬間が多くなりました。 ジワジワジワとゆっくり動かさないと緊張が抜けていきません。 それも一人で誰にも見られていないところならまだ良いのですが誰かが側にいてジッと見られているような状況になるとロックはかかりっぱなしで気持ちだけが焦る状態になります。 あぁ、早くしなくちゃ この人は私が動くのを待ってるから~ あぁ、早く早く。。💦 思えば思うほど心拍が早くなり頭がボーっと締め付けられるような感覚になります。 2年前の冬、私はまだ杖だけで家の中を移動できていました。 ちょっと調子良いと思って動いていたら思いっきり転んで肋骨2本と大腿骨転子部を骨折。 12月28日の出来事です。 その時は正月準備もあったしアドレナリンが出続けていたせいか整形外科に行っても坐骨神経痛の悪化くらいにしか思っていませんでした。 ところが現実には大腿骨転子部の骨折ですから笑えませんよね。 翌、1月9日には手術をして今私の大腿骨にはチタンの棒が埋め込まれています。 ここからはもう崖を下るように足の状態は悪くなっていきました。 コロナ渦ということもあってリハビリにも通えずに2年間。。 今は家の中ではシルバーカーが無いと移動できない始末です。 洗濯物も運べず、掃除機もかけられず、ベットからの起き上がりでさえ手すりにくくり付けた紐につかまってじゃないと起き上がれません。 これは脅かしているわけでもなんでもなく、私の現実を知っていただくことで今動けているのは当たり前ではないということを再確認していただきたいからです。 幸い、夫が自宅での仕事ですし、大学生の息子はリモート講義が主なので家の手伝いを多くしてくれています。 これは本当にありがたく、感謝でしかありません。 いずれはヘルパーさんに入ってもらうことも考えなくちゃなぁと思っています。 でもそれもまだ私の中では敷居が高くてねぇ~ もともと人に何かをしてもらうことが苦手な性格なんでただただ申し訳ないって気持ちになってしまいます。 こんなにお世話にならなくちゃいけないのなら私の存在は必要ないじゃん! って本気で思う時もありますし。 まずは転ぶのは本当に回避していただきたいです。 『まだ大丈夫』は無いと思ってください。 『転ばぬ先の杖』というようにできるだけ身の回りを快適に過ごせるようにしましょう。(ってこのグチャグチャにものが置かれている家に住んでる私がいうのもナンですが💦) あと、リハビリはやっぱり大切だと思っています。 これも通院していない私が言うか?(笑) なんですけど、他者により専門的な施術は緊張を和らげてくれると思っています。 通院そのものが大変だし、人に触られるとより一層緊張が強く出る人もいるでしょう。 それがこの障害の面倒なところでもありますけどね💦 話が全然まとまっていませんが、結果、今の私はなーんにもできないただのオバサンと化してしまいました。 だからって自分を否定してるわけでも落ち込んでるわけでもなく、今の人生は幸せなんです。 本当に家族に感謝。 良い夫と息子に恵まれ、日々楽しく過ごしています。 できないことはできないなりに努力して、それでも無理なら家族にお願いすることもできるようになりました。 ただ、この頃、『やる気』が出なくてねぇ ちょっと頑張ればできるのに気持ちが追い付かないってことが増えてきています。 下手に動いてまた転んだりしたら・・・という恐怖が先に立ってしまうというものありますね。 まぁ、それでも生きてるウチは笑顔の多い日々を過ごしたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんばんは
書きづらい時は無理をしなくていいとは思いますが 書いてもらえると必ず「なるほど・・」があります。 (この「なるほど」感は言葉選びが難しくてなかなか表現しづらいのですが) 車に乗ってもらう時に 麻痺してる方の足だけが難しいのかと思っていました。 (私は運転席で、息子がその人が助手席に乗り込むのを手伝う) どうやら緊張が襲うみたいで、 乗らねば乗らねばと思うと、 麻痺してる方の足ではなく、 そこまでの段取り、初動?までもが、体が動かなくなってできない・・ ・・そこらへんが、 わたがしさんが書いてくれている内容と似ていて、 その人は、知って7年ぐらい経ってから、そういうことをようやく話してくれるようになって、 やはり、私がどんなにわかりたいと思っても お互いの気持ちの状態もあって、 助けてもらわなくてもいいときに助けられたり 助けて欲しいときには こちらが気がつかなかったり すごく難しいなと感じています。。。 少し前になりますが ご主人の不調の回復、お義母さんのワクチン接種、にはホッとしていました。 読ませてもらっていただけでしたが、 私も婦人科に通っているし(更年期と自律神経です(;^_^A) 自分の両親のワクチン予約をする時に、わたがしさんちのお義母さんのことを思い出したりして 元気をもらっていました✨密かに。 ありがとうございます🐦️ (2021年06月26日 23時36分47秒)
dokidoki1234さんへ
いつも応援していただきありがとうございます。 この年になって、自分から困ったときはお願いすることができるようになりました。 知らない人でも、「ちょっとすみません~」って言えます♪ 意思の疎通、難しいですよね。 困った時、dokidokiさんが側にいてくれたらなぁ~ って思う時多いです。ホント。 dokidokiさん、ご自愛くださいね。 (2021年07月01日 17時05分35秒) |