“黄金の果実”初もぎ　湘南ゴールド小田原で収穫

2012年02月28日

カテゴリ：生活

“黄金の果実”初もぎ　湘南ゴールド小田原で収穫　東京新聞

県西部で採れる新品種のミカン「湘南ゴールド」の収穫が始まり、小田原市石橋の農家で二十七日、初もぎが行われた。果実を鳥から守る防護ネットが外されると、たわわに実るレモンのような黄色いミカンを、女性たちが園芸用ハサミを使って手際良く収穫した。

　湘南ゴールドの糖度は平均一一～一二度と高めで、特徴はユズにも似た豊かな風味と爽やかな酸味。黄金柑（おうごんかん）（ゴールデンオレンジ）と温州ミカンを交配して二〇〇六年から販売が始まった。

　花粉症の予防効果があるとされる物質「ナリルチン」を多く含むことでも注目を集めている。集荷量は例年並みの推計二十二トン程度で、希少価値が高い。

　農家の貯蔵庫で熟成後、三月上旬から本格出荷。同市成田のＪＡかながわ西湘の直売所「朝ドレファ～ミ♪」で取り扱うほか、県内や東京都内の一部百貨店でも販売する予定。

　ブランド化にも熱心で、三月二十四、二十五の両日は、川崎市麻生区の「セレサモス」、横須賀市長井の「すかなごっそ」、藤沢市亀井野の「わいわい市藤沢店」など県内の大型農産物直売所でＰＲ活動を行う。

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最終更新日 2012年02月28日 10時41分50秒
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