宮城・塩釜市で新酒仕込み…津波被害から２年ぶり

2012年10月26日

テーマ：麹（糀）料理(104)

カテゴリ：麹

宮城・塩釜市で新酒仕込み…津波被害から２年ぶり　読売

「浦霞」の銘柄で知られる宮城県塩釜市の酒造会社「佐浦」の本社蔵で２５日、新酒の仕込みが始まった。津波の被害を受けた本社蔵で本格的な仕込みを行うのは２年ぶり。

麹の香りが立ちこめた土蔵の仕込み蔵で、蔵人たちが南部流仕込み唄を口ずさみ、蒸した新米と麹をかき混ぜる「櫂入れ」作業が行われた。

　この日仕込んだのは、石巻産ササニシキを使った特別純米酒「生一本浦霞」。来年春に約２３００キロ・リットルが出荷される。

　杜氏の小野寺邦夫さん（５６）は「震災に負けまいと懸命にやってきた。まろやかな新酒を、みなさんに味わってもらえれば」と話していた。

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最終更新日 2012年10月26日 09時47分36秒
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