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カテゴリ:花粉症
保湿ティッシュに中小の技 鼻炎の社長が企画 朝日新聞
風邪や花粉症のはやる季節に手放せない「保湿ティッシュ」。いまや国内のティッシュペーパー販売の1割を占める。開発したのは、中小メーカーの河野製紙(高知市)。販売力が強い大手に対抗し、一歩先の商品開発で生き残りを図る。 埼玉県蓮田市。田園風景と住宅が混在する一角に、河野製紙の埼玉工場がある。こぢんまりとした事務棟の2階。試験管やフラスコが並ぶ小さな研究室で、保湿ティッシュは産声を上げた。 「もっと肌に優しくできないのか。画期的なティッシュをつくってほしい」 鼻炎に悩まされていた4代目の河野矩久(のりひさ)社長(70)の一言がきっかけだ。1991年、谷口健二研究員(63、現研究開発部長)に開発を指示した。 研究員は2~3人しかいない。谷口さんは休日返上で実験を続けた。紙に水を吹き付けてもすぐ乾くし、破れやすい。柔軟剤を混ぜても軟らかくならない。
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最終更新日
2014年01月10日 08時43分25秒
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