カテゴリ:タコス情報
皮に具が入った状態の“出来上がった”タコスはいろんなところで紹介されていると思うが、 写真は屋台で注文するときの“変身前の”タコス。 注文するときにスペイン語がわからなければ「これとこれ!」と指をさせばわかってくれる が、一応紹介。 茶色の鍋に入っているのがタコスの具の部分となる。 「Chuleta(チュレータ)」 といえばご存知 “ハム”。左の角切りの白っぽい物体だ。 なかなかおいしいが日本でも一般的な味。“ハム”は“ハム”だ。 左奥が“Longaniza(ロンガ二サ)”という、辛いソーセージを砕いたもの。 右側の肉は“Bistek(ビステク)”いわゆるビーフの薄切り。 それぞれ単独でも頼めるが、ワンランク上の頼み方として “Campechano(カンペチャーノ)”というこれら二つを混ぜたものもある。 お勧めするのはこれ。 ロンガ二サだけだと「あー、もう、辛くて油っぽいよ、タコス!」と思ってしまうが、 ミックスだと比較的食べやすい。 ビステクだけだと、これもまた日本でもあるただの薄切り肉ってかんじで 「ハッシュドビーフにしたほうがいいのでは・・・」との感想を持つ。 なじみやすい味ではあるが、メキシコに来たぞ!という味ではない。 これらの具を写真奥の鉄板で焼いてくれる。 具を包んだタコスがでてきたら、手前の銀のプレートに入ったソースをかける。 左からアボガドとチリのソース、生たまねぎ、赤いチリソース、 たまねぎとトマトとハラペーニョのソース、そしてちらっと見えているのがライム。 ここには写っていないがサボテン、ポテト、パイナップルなどのトッピングもある。 ※お好みなので全部かける必要は無い。 ”トッピングした量が、頼んだ肉の量よりも多い、という状態で元を取る” という食べ方もあるが、1個80円ぐらいなのでケチらずに堪能したほうが良い。 黙々と食べるのが昼のマナーだ。 屋台では“黙々と”食べている人を良く見かける。立ち食いそばと同じ要領でささっと 食べて立ち去る。 この“ふらりと立ち寄り、さっと帰る”ができると、地元に溶け込んだ感じがして嬉しい。 が!!屋台では食あたりになる危険性が高いので気をつけたほうが良い。 メキシコの屋台は「食べる」というより「賭ける」に近い。 でもすごくおいしい。 どうでもいいが、一つ一つの皿にビニール袋をかぶせているのがわかるだろうか (写真右上)。 そのままサーブすると洗う手間が省けて衛生的にも良い、という生活の知恵だ。 こんなところにも屋台の“屋台らしさが”あって良い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月21日 11時32分21秒
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