メキシコMexican!

Fiesta（パーティー）、イベントの準備は張り切るメキシカン。

ウキウキが隠せない正直な国民気質がウリだ。


会社の引越しの時も、引っ越しは一週間先なのにもう資料を箱に片付け始めた同僚。

この一週間、彼はどうやって仕事をするつもりか？仕事をしないための言い訳として

「もうパッキングしちゃったから」もありか？


今日、大型書店ガンジー（日本でいう紀伊国屋）に行ったら、入口付近のメインの本棚が

カラっぽで、床にばらばらと本が積み上げられている。

「改装中か？」と思ったが、奥を見ると普通に本が並んでいるので本を踏まないようにして

奥に向かった。単にメインの本棚の配置換えだけだったみたい。

でも日本の紀伊国屋ならこんなこと絶対にないはず。

閉店後、店員が夜中までかかって配置換えするだろう（なんてったって入り口すぐの

メイン棚）。が、ガンジーの店員は皆、積み上がった本については無視を決め込んでいる

様子。

「おれは違うことやっててたまたま忙しいから誰かほかの人が片付けてくれないか・・・」

と思いながら作業しているようだ。大いに共感し、メキシコがまた好きになる私。

やはり、パーティーやイベントに関わりのない「やってて面白くない」「仕事をさぼる

口実とかのメリットがない」事については無視、だ。


街中でハロウィン・死者の日の準備をかなり前から張り切ってやっていたメキシカンだが、

やはり片づけとなるとなかなか手をつけない。

クリスマスの飾りつけとハロウィンの残骸が入り混じるメキシコ。

せっかく飾ったんだから・・・というより、やはり「片付けが面倒臭い」という理由だと

思う。私の欠点が“片付けが嫌い”なのでほんっとメキシカンの気持ちがよくわかる。

こういうとき、「やはりこの国に住んでて良かった。自分に合ってる。」と思う。

メキシコ万歳！


ハロウィンの残骸。イベントも終わり“ぐったり”のまま放置されている人形。
っていうか、自宅の玄関上にこんな飾りをくっつけてたことが驚き。
本物の靴まで履かせて。↓