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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2016年12月20日
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カテゴリ:帰省ネタ
徳島LEDアートフェスティバルは水際公園周辺を会場の一つとしていますが、同エリアには飲食店もいくつか存在します。

そんな飲食店の中の一つが、昨年お邪魔させて頂いたBISTO炉 Juuさんです。随分ご無沙汰してしまいましたが、今回また久々に行ってみました。

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最近はすっかり人気店なようで、週末などは予約した方がベターです。

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さて、早速ドリンクです。日本酒、焼酎、ワインと色々揃いますが、今回はガージェリーのガージェリー23・ウィートを頂きました。
大きなグラスでのサーブですが、このグラスに負けない香りの良さと味わいの濃さを持っています。流石に日本のプレミアムビールを名乗るだけのことはありますね。因みに、ガージェリーのビールは基本的に飲食店専売との事。

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こちらは付き出し。料理人の方はフレンチの心得もあるということでか、チキンシチューです。しかも、ブルーチーズを用いているのか、コクや香りにそういった印象も。チキンは柔らかく、チーズのニュアンスの利いた白いソースとの相性もバッチリ。もはや一品料理のレベルですね。
これがまた、ガージェリーのビールと相性抜群。フルーティさもあるビールの香りと、ほんのりブルーチーズを感じるクリーミーさがよく馴染みますし、味わいの面でも料理の力にビールが、負けないどころかその甘味がいい相性でした。

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今回はアラカルトでお願いしました。時間もあったのでちょっと急ぎでしたしね。先ずは生ハムで巻かれたコチラ。

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中身は、マスカルポーネとイチゴです!マスカルポーネのクリーミーさとイチゴの甘み酸味、そこに加わる生ハムの塩気と旨みがまあ間違いない一品ですね。
ガージェリー・ウィートとの相性はまずまずといった所。ガージェリーのフルーティさとイチゴの香りが、特に余韻のレベルで強い一体感を見せてくれたでしょうか。ただ、チーズとチキンのシチュー程の爆発力は無かったですかね。これには、ロゼワインやシャンパーニュ、あるいはフルーティな吟醸酒などが面白かったかもしれません。

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続いてはカニグラタン。蟹味噌の旨みも詰まった一品です。ソースのまろやかさとクリーミーさ、蟹味噌が前に出過ぎないも旨みをしっかり加えてくれている味わいに、カニ肉の甘みや食感がよく合います。

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頂いたワインはローズ・ボッサ。福岡にあるとどろき酒店という酒屋さんが、「福岡の料理には福岡のブドウで作ったワインを」というコンセプトの元、巨峰ワイナリーさんの協力を得て作っているというブランドです。プロジェクト名はストゥディオ・ゴー・ゴーだそう^^
醗酵は野生酵母、無濾過での瓶詰、ブドウは巨峰となります。

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ザ・自然派な作りですが、まさにそれっぽい濁った、どぶろく的雰囲気のワインでした。が、巨峰のフルーティさが上手く活きており、それがミネラル感や酵母っぽさ、白い花のニュアンスとよくマッチしています。野菜っぽさがあると言えばあるかもしれませんが、それはニンジン+フルーツのジュースのような要素というような感じのもので臭みなどはありません。味わいも、口当たりには果実味の印象が前に出ます。ただ、それは柔らかいものでキレもよく、後口に掛けては旨みやしっとりした酸が印象を残します。日本酒好きな人がどういうリアクションをするのか興味深いワインでした。
カニグラタンとの相性は、グラタンの濃さに負けず、その旨みや塩気を果実味で受け止めてくれるような感じでした。

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Juuさんは熟成肉など牛肉に力を入れていらっしゃいますが、実は焼き鳥もかなり気合入っています。こちらはモモをタレで。鶏肉は南部鶏でした。柔らかくジューシーな焼き上がりは見事。タレも甘すぎず、肉の旨みをよく引き出してくれるものでした。
これがまた、ローズ・ボッサとよく合います。タレの味が濃すぎないおかげで、ローズ・ボッサの果実味とよく馴染みますし、それが、肉の旨み、味わいをより引き出してくれます。また、巨峰の赤ベリー的な香りが、肉の香りによく合うのも面白かったです。

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続いてはズリ=砂肝。こちらはやはり塩でですね。これまた柔らかく、ジューシーで。それでいて砂肝の食感の良さはちゃんと楽しめるという秀逸な串でした。ローズ・ボッサはこれまたよく合います。ズリ独特の鉄っぽさを、程よく引き立て旨みにしてくれる感じでした。

まあ人気なのも頷けます。雰囲気はダイニング、洋風居酒屋的で、実際メニューもそんな感じではあるのですが、これがどれも本格的。素材の良さがあり、それをしっかり引き出し、引き立ててくれるお料理となっています。
加えて、アルコールにもこだわりを感じられるのもうれしいところ。今回飲んだ2種類はどちらも初めてでしたが、中々そこらで頂けるものではないでしょうし、どちらも珍しいだけでなく味もしっかりいいのがいいですね。また是非お邪魔させて頂きたいものです。

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その後は、帰省したらやっぱりコレ、という事でラーメンです^^ただ、これはJuuの後の締めではありません。今回お邪魔させて頂いたラーメン店の巽屋さんは夜8時過ぎには閉めてしまいますし、ちょっと町の中心部からは外れますのでまさに食事に行くという感じのお店です。
色は黒いですが、脂っこさはなく、醤油の香りと豚骨の旨みが非常にいいバランスで、個人的に徳島ラーメンの中では特に好みなお店の一つです。

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徳島を後にしたあと、帰岡の前にちょっと神戸へ寄り道です。

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ハーバーランドの観覧車は、休日という事もあって夜でも人出が多かったですね~。

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観覧車の傍にはクリスマスツリーも。やはり時期ですね。

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神戸からちょっと移動して、六甲のバッカナールさんへ。イルミネーションの後は夜景です^^こちらのワインも間違いないラインナップで嬉しいところ。
今回は、ラッツェンベルガーのリースリング・シュペトレーゼ2005を。11年の熟成を経て、香りにはフルーティさのみならずオイリーさとスパイシーさ、ハーブ感の合いまったような複雑なニュアンスが現れています。一方、味わいは結構素直に甘味と酸味のバランスを楽しめるミディアムライトなものに。

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フードは、鴨の生ハム、シェーブルチーズ、パクチーのサラダです。ワインの甘みや旨みは、シェーブルチーズや鴨の生ハムにもよく合います。また、面白かったのがパクチーとの相性。独特の香りのあるパクチーですが、それがワインの持つオイリーさやハーブ感になんと見事にはまります。まるで、ワインの香りの一要素だったかのような馴染み具合で正直驚きました。

バッカナールさんもいいお店です。ロケーションも抜群ですしワインやお料理も秀逸、しかも完全禁煙というのもうれしいところです。
また、今回はドイツワインとパクチーという面白いマリアージュも発見できました。またタイ料理とドイツワインの会なんかやってみたいところです。

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最終更新日  2016年12月21日 00時32分31秒
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