カテゴリ:能・狂言
今日は中学時代の同級生S姉から頂戴した招待券で、能の鑑賞。会場が奈良県新公会堂。若草山の麓にある。奈良公園の紅葉を愛でつつの会場への道のりが既にして紅葉散歩である。 「阿漕」は観世流の謡の本を持って行ったが、謡い方も異なり、言葉も部分的に違い、これからの稽古の参考にという目論見の方は少し外れた形に。しかし、雰囲気はよく分かり、面白く拝見させて戴きました。 午後1時開演、5時半終演。会場を出るとすっかり暗くなっていました。会場では、中学時代の恩師の奥様がご友人と一緒にいらしていて、「やあ。どうも。」ということでもありました。 帰途、ちょっと横道に入って、ライトアップされている興福寺五重塔を撮影して来ました。
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奈良公園では日常的な光景ではありますが、鹿さんたちはのんびり食後の休憩とでもいったところでしょうか。
途中の「鹿せんべい」売り場の近くでは何頭かが観光客から煎餅を貰ってさかんに食べていました。 「奥山に もみぢ踏みわけ 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋はかなしき」 ですが、こうくつろがれていては、 「春日野の もみぢの下に 寝る鹿の 群れ見るときは 昼もねむたき」 ですかな。こっちまで眠たくなってきます。 鹿の群れの居た場所は、東大寺南大門への道の東側の林の中でした。 (2008.11.17 23:12:45)
きんくんkinkunさんへ
「阿漕」の演者が貴兄ともご昵懇の先生とあって、親しみを覚えつつ鑑賞させて戴きました。 能楽に加え、中原中也、芭蕉、芥川、夢野久作などなど、貴兄の 博学博識には、ほとほと感じ入りて候。 (2008.12.08 21:09:19) |
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