カテゴリ:偐万葉
偐万葉・くまんパパ篇 本日は、偐万葉シリーズ初登場のくまんパパさんのブログへの書き込み歌を偐万葉にまとめてみました。 偐家持が熊のパパ麻呂に贈りて詠める歌14首並びに替え歌1篇 花散らし しくしく降るに いかにとか 吾妻の人の 来たるもうれし 島山を い行き廻りて 帰り来を 知りてか背子が 虫麻呂の歌 我が鳩は いづち行くらむ 山菅も 背向の民の 今し怒れる をのこ六十歳 櫛も無用の 禿頭に (元歌)その子二十 櫛に流るる 黒髪の 六十歳とは なびかすほどの 髪もなき (元歌)二十歳とは ロングヘアーを なびかせて たっぷりと 湯にや余れる 腹浮きて (元歌)たっぷりと 湯に浮く髪の やわらかき やは肌の 熱き血潮に 溺れゐて (元歌)やは肌の あつき血汐に ふれも見で 寝てる子を 起こして寝ろと 言ふ鳩の 声聞く民の 怒る沖縄 春の夜の 夢のなかぞら つきもなし 五月雨や 咲きて惑へる かきつばた 小沢吹く 風も色無く 鳩去りて 帆のごとく 張るほどの過去の あらなくも (元歌)帆のごとく 過去をぞ張りて ゆくほかなき またまたも さらす首替え さらさらに (元歌)多麻川に 晒す手作 さらさらに にはかに去る こととなりきや 今さらに (元歌)庭に立つ 麻手刈り干し 布さらす (替え歌)「冬は来ぬ」 作詞・ゲゲゲの偐綱 風花の 散れる垣根に 白菊の 初霜の 立てる畑に 黙々と 実の照るは 山橘か 我が窓に 槻群の 散りにし宿に 客もなく 漆黒の 闇は凍りて 鳴く鳥の (元歌) 「夏は来ぬ」 作詞・佐々木信綱 卯の花の 匂ふ垣根に 時鳥 さみだれの そそぐ山田に 早乙女が 橘の 香る軒端の 窓近く 楝散る 川べの宿の 門遠く さつきやみ 蛍飛び交ひ 水鶏鳴き
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