カテゴリ:虫
今日は墓参。
墓参は、例によって、門前の言葉から始まります。 ![]() (門前の言葉) 咲けば散るのが定め。桜のように注目され、惜しまれて散る花もあれば、ハコベやミミナグサのように気付かれぬままに咲いて、気付かれぬままに散る花もあり、色々であります。しかし、それぞれに限りある命を精一杯に生きて死ぬることに違いはない。 という展開からは「花散歩」の記事かと思われる向きも多いのでしょうが、どっこい、今日はタイトルが示すように「虫散歩」の記事なのであります。それも蝶などの可愛い虫ではないところが、ヤカモチ的なのであります。 墓地の通路などはカラスノエンドウがはびこり出しています。 それらを近付いてよく観察すると、びっしりとアブラムシがついているのです。 ![]() (カラスノエンドウとアブラムシ) ![]() (同上) ここまで群がっていると、虫には見えないので、この時期、カラスノエンドウに触れる時には、どうぞご注意を。 ![]() (アブラムシとテントウムシ) 肉食系のナナホシテントウやナミテントウは、このアブラムシを捕食するのだが、早速、このアブラムシ目当てにやって来て居ります。 ![]() (アブラムシとテントウムシの幼虫) テントウムシの成虫だけでなく、幼虫も居ます。 これだけ沢山のアブラムシが居たら、彼は食うのに困るということはないでしょうな(笑)。 本日撮影の虫はこれだけです。毛虫も居たのですが、余りそういうものを並べるのもいかがかと、撮影を自粛した次第。 実は、昨年の秋に撮影した虫の写真がブログ未掲載のまま、眠っていましたので、「虫散歩」の記事にした理由はこれらの在庫処分という狙いもあってのことでありました。 先ずは、昨年11月の墓参の折に撮影したツマグロオオヨコバイから。 ![]() (ツマグロオオヨコバイ) 次は、イナゴです。これは岡山へ銀輪散歩した折に撮ったもの。 ![]() (イナゴ) そして、最後はゴミムシです。 ![]() (セアカヒラタゴミムシ) ゴミムシにも色々な種類があるようですが、これはセアカヒラタゴミムシ。京都は伏見区の三栖閘門の近くで昨年10月に撮影したものです。 ![]() (同上) まあ、彼ら虫たちも精一杯に生きているのであれば、毛嫌いせずに、つばらに見てやろうという次第であります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんばんは(^^)
「花の命」を見て 「花の生涯」を思い出しました。 (古い人間です!) テントウムシは可愛いですが、幼虫は気味悪いですね。 〉虫たちも精一杯に生きている 歳をとって 私も寛容になり 虫を見ても なるべく生かしておこうと 思うようになりました。 けど 大切に育てている花を食べる虫や 蚊、蝿などは許せません!(笑) (2019.04.06 22:29:52)
うふふ、面白い話がありましてね、
アブラムシをテントウムシから守る虫にアリがいますよね、 アブラムシはテントウムシから守ってくれるアリに甘い甘露をあげ両者の共生関係が成立しているわけです。 ところがですね油菜の質が悪いと甘露の質も悪くなるそうで、アリにとってあんまり美味しくないみたいなんですね、 で、そうなるとですねアリはアブラムシを食べるそうです(笑) 甘い甘露を提供してくれないアブラムシはアリにとって餌なんですね。 甘い甘露があって初めて成立するアリとアブラムシの共生関係は甘露がなければ成立しないということですね。 (2019.04.07 09:30:02)
ひろみちゃん8021さんへ
>「花の命」を見て「花の生涯」を思い出し ました。 花の生涯、と言えば、井伊直弼と村山たか女ですね。 村山たかは、昨年秋に多賀大社へ銀輪散歩した際に、この町で育ったということを知りましたが、参考までにその記事を掲載して置きます。 〇甲良・多賀銀輪散歩(その3) https://plaza.rakuten.co.jp/yakamochi35/diary/201809260000/ >テントウムシは可愛いですが、幼虫は気味悪 いですね。 まあ、それも一つの偏見という奴ですが、食べ物の好き嫌いと同じで、人それぞれ、仕方ありません。幼虫自体はそんなこと知ったことではない(笑)。 (2019.04.07 19:25:57)
アリとアブラムシの共生関係は存じ上げていますが、「甘い甘露を提供してくれないアブラムシはアリにとって餌」というのは知りませんでした。
共生関係と言っても、微妙なバランスによって成立している、危うい関係というものもあるのですね。 まあ、人間世界の国際関係なんかも似たようなものですが・・(笑)。 (2019.04.07 19:33:13) |
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