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カテゴリ:ファンタスティック・パロダイス
「イクラ走っちゃダメよ。転ぶわよ。」
「あーら大丈夫よタエ子さん、イクラちゃんもう大きいんだから。」
サザエさんが言うと、
「ムッ。」
「ねえタエ子おばさん、今日泊まりに行っちゃ駄目かなあ?」とカツオが尋ねると、
「ムムッ。」
「タエ子さん今日ノリスケのやつとばったり駅で会ってな、一杯・・・・」駅から電話で波平父さんが言い終えるまでもなく、
「ムムムッ。」
「タエ子さん、今日はうちで晩ご飯を食べてらっしゃいな。」おフネ母さんが親切に言ったのに、
「ムムムムッ。」
「タエ子おばさん、ちょっとこの問題教えてもらいたいんだけど....」ワカメが困って尋ねても何故か、
「ムムムムムッ。」
「イクラちゃんのママ~、イクラちゃんとお菓子食べていいでしゅか~?」
「は~い。」とタラちゃんとイクラちゃんが尋ねるとさすがに一言、
「ウム。」
「ただいま~。ああタエ子さんいらっしゃ~い。帰りにお父さんとノリスケ君とばったり会っちゃって、屋台で一杯やって来ちゃいました~。」マスオさんが真っ赤な顔でそう言うと、
「ムムムムムムッ。」
「ごめんタエ子、おじさんがどうしてもって言うんでつい・・・・・・」とノリスケも言い訳をすると、普段温厚な彼女も遂に切れて、
「ムカ~~~~~~~~~~ッ!!ノリスケさんまで!!私はタエ子じゃありません!!タ・イ・子です!!」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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