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カテゴリ:ファンタスティック・パロダイス
先日一寸法師に関する驚くべき真実をお伝えしたが、童話、お伽話の類にはよくこの様な小さな人間が登場するが、実はれっきとした生物学上の種に分類される実在の生物なのである。 「白雪姫」に登場する小人は霊長類ヒト目コビト科グリム属、「靴屋と小人」の小人は同じくクラフト属、「一寸法師」はアイヌの伝説に登場するコロボックルと同じ仲間のエゾコビト属に属する。しかし、これらの小人がコビト科に属するのに対し、今日ご紹介するアンデルセンのノンフィクション同名小説でお馴染み「親指姫」はESPコビト科オヤユビ属という特殊な単独の種を形成するのである。 その理由は彼女達の類い稀なコミュニケーション能力にある。彼女はチューリップの中で生まれ、ヒキガエルに誘拐され、魚達に救い出されるものの、今度はコガネムシにさらわれ、ノネズミと暮らし、モグラに求婚され、そこにいた傷ついたツバメを介抱して結婚式の日に逃げ出し、花の国の王子と結ばれる。 ここで注目すべきは、植物から生まれ、両生類、魚類、昆虫類、哺乳類、鳥類、コビト属(花の王子に関するアンデルセンの詳細なレポートはないがおそらく)それぞれと関わり、それぞれと高いコミュニケーション能力を発揮している点である。これがESPと称される所以である。 彼女の種族のこの特異性を何かに活かせないかと実は国際的な極秘プロジェクトが立ち上がっており、論議が始まろうとしている事をご存知だろうか? その本部は花の国として実名は機密事項となっているが、ヨーロッパ南部のある国に置かれており、親指姫から三代下る末裔が特別顧問として迎えられている。 いずれその成果が公にされ、この世界に大変革をもたらせるのも、そう遠い先ではないと見られる。
以上、国際的告発サイト「リキウィークス」より抜粋転載。 掲載日:2021/1/24 掲載者:マスP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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