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2007年12月09日
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カテゴリ:人類
2007年11月と12月の再放送でNHKのサイエンスZEROの特集で篠田謙一(国立科学博物館人類研究部研究主幹)による「日本人の起源に迫る」が放映され、ミトコンドリアDNAから日本人の起源に迫る研究成果が紹介された。

姿形を決めているのは細胞の中にある核のDNAだが、それとは別に核の周りで活発に動いている細長いミミズのようなミトコンドリアがある。活動するエネルギーを生み出している器官なのである。
細胞の中にはミトコンドリアが数千個あるといわれている。時間が経つとDNAは壊れていくが、ミトコンドリアDNAは数が多いで古い骨にも残りやすい。

ミトコンドリアの中に二重の輪っかのような構造をしているのが、ミトコンドリアDNAなのだ。
こうしたミトコンドリアDNAを詳しく調べることで、我々の祖先をたどることができるのだ。多くの人たちのデータを集めることで日本人がどうやって日本列島にやってきたのかを推測できるようになってきたという。

東京老人総合研究所(東京板橋区)の健康長寿ゲノム探索コア研究チームの田中雅嗣研究部長によると、ミトコンドリアDNAはわずかな唾液があれば調べられるという。
ミトコンドリアDNAの塩基配列(4種類でATGC)は、なんとA4用紙で8ページ分でびっしりと書き込まれている。およそ1万6500の塩基で形作られている。

人のいくつかのタイプに分けることができ、日本人の大半は16のグループに分かれる。
A、B4、B5、C、D4、D5、F、G、M7a、M7b、M7c、M8a、M10、N9a、N9b、Z
多い順だと次のようになる。
D4(32.61%)、B4(8.99%)、M7a(7.47%)、G(6.86%)、A(6.85%)、F(5.34%)、D5(4.8%)、N9a(4.57%)、M7b(4.45%)、B5(4.27%)、N9b(2.13%)、M10(1.3%)、Z(1.3%)、M8a(1.22%)、M7c(0.76%)、C(0.46%)、その他(4.8%)

ミトコンドリアDNAは母親からまったく同じDNAを引き継ぐため、兄弟は一緒。
母方を通じてずっと遠い昔から同じタイプのDNAを引き継がれているのだ。
そうやって遡っていくと同じタイプの人たちに共通の1人の母にたどり着くことになる。
日本人は16人の母なる女性を持つともいえる。
16人も元をたどれば1人の母から生まれた。人類は1人の母親から生まれたことになる。
世代を重ねるにつれて突然変異が起こる。塩基の並びが変化し様々なタイプが生まれる。
数百世代で1回異変が起こると考えている。
それぞれのタイプがいつごろ生まれたのか知ることもできる。
世界では分け方はいろいろあるが、80ぐらいにわけるのが普通である。

D4は日本で3割ともっとも多く、朝鮮や中国北部で多いが、中国南部や東南アジアでは少ない。
中国東北部が故郷ではないかと考えられており、世界で一番多いかもしれないとも言われている。
一方Fタイプは南の東南アジアに極めて高い値がでた。この付近が故郷でそこから北へ上がってアジア各地から日本へ入ってきたのではないかと考えられている。
B4は日本で2番目に多く、中国南部がもっとも多い。

ミトコンドリアDNA自体は人の顔、形を決めているような遺伝子は無い。でもよく考えて見ると、10世代前だと1000人以上の先祖がいることになる。

塩基配列を比べるとそれぞれのタイプが近いか遠いかがわかってくる。
日本人はたくさんの変異をもっていることがわかっている。

日本人になった祖先たち





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Last updated  2007年12月09日 18時09分02秒
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