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あるインタビューを収録した音源で、浅見帆帆子(ほほこ)さんを知りました。 彼女はセラピー系の著作でビックヒットしているのだ。1977年生まれなのでまだまだ若い。 僕は啓発系の本を好んで読んでいます。ワクワクするからです。自分が急成長するのを実感できると快感ですよ。人は誰もが幼少の時は急速な進歩があったのですが、何時の間にか大人になると去年と同じですね。ちゃんと勉強やトレーニングを続けないと廃退するだけです。人間も生ものの一部なのでいたむのです。 それで焦って、自己啓発に勤しむのですが、日本人って苦労とか臥薪嘗胆とかが好きですよね。この「苦心の末に掴んだ成功」というのは昭和生まれの日本人に好まれますが、反面、辛い経験無しに幸せになった人をやっかむ傾向があります。金持ちの二世を嫉妬したり、挫折なしに大人になった人をやっかんだり。 こういうマイナスな気持ちが抜けないとハッピー階級には成れないのです。だって、ハッピーな人を否定していますから。それは自分がハッピーに成りたくないという潜在意識へのメッセージとなります。 帆帆子さんはインタビューで「臥薪嘗胆って意味が分からない」というような内容を言うのです。その通りだと思いました。 (ここからは彼女の考えと微妙にずれるかもしれませんが、) 日本人特に昭和の人は、その結果よりも経過を尊びます。泥だらけになって学んだとか好きですよね。 しかし、本当に必要なのは、自分がどれだけ苦心したかではなく、どれだけ人のために成れたかと思います。 苦心が美しいという演歌のような世界観って・・・生産的でしょうか、ほんとに美しいでしょうか、ほんとに勝つのでしょうか。 その精神感を日本の歴史上マックスにした大東亜戦争で、ガムを噛んで戦争していたアメリカ人に勝てたでしょうか。 同じ、「想いは成る」という理論でも明るい使い方をした方が、他人を幸せにするのですね。 彼女の魅力はそういう雰囲気です。 横尾けいすけ Yokoo Keisuke mail to keisuke450@gmail.com お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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おはようございます!
日本の美学(経過を尊ぶ)が悪いという事ではありませんが、特に僕は苦労しないと幸せに成れないと思い込んでいたので、浅見さんのスタイルは新鮮に感じました。 (2011.06.16 07:08:54)
苦労を苦労と思わずに経過という旅路を進んでいけたら素敵だなって私は思います。または、たどり着いた時にその旅路は大変だったけど、いや~充実してたな!って言えたらいいなぁって。
苦労したから、次はハッピーになれるはず。だと、経過を否定的に捉える事になってしまうんじゃないかも? 日本の美学をポジティブバージョンに変えてしまったら、最強なんじゃないかなぁ って思います! 日本人の忍耐強さを大活用して、苦労をエンジョイしてしまうとかどうでしょう♪ (2011.06.18 21:35:10)
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