カテゴリ:上司と部下の関係
^-^◆部下に対する上司の 様々な形[その1] 先輩「自分の部下に対して 仕事を与えるとき、 どうしてる……?」 今城「ちゃんとした指示を しますよ。はっきりと命令する場合もありますね」 峰葉「僕は選択させる余地を残しておいて、できるだけ選ばせる ようにしています」 今城「ええっ!!冗談だろう……。そんなかったるい事してたら 毎日の仕事……回らないじゃないか」 峰葉「逆だよ……。毎日回っている仕事だから、部下にも 選択能力がついているんだ……」 先輩「……なるほど。そういうことか……。……じゃー次……。 仕事を与えられた際の、部下の受け止め方も色々とあると 思うが、どんなタイプの部下が良いと思うかね」 今城「まず、素直さですね。職場ではこれが大事です。 黙って、黙々とやる部下は……これは必ず成長します」 先輩「ナルホド……なるほど。素直さ……か。ウンウン……」 峰葉「私は、ちょっと違います。仕事を受け止めるときに、 自分の意見や提案を言う部下を評価しますね。やり始めて からも同様です……。 自分の意見を持つ部下こそが成長します」 先輩「フーム……ナルホド……色々あるな。違うものだな。 じゃー……、部下の仕事の管理をしていてさ……、 彼らに注意をしなければならないような場合が あるだろう?……どうしてる?」 今城「もちろん単刀直入ですね。ズバッと 『お前のやり方はここがおかしい』と指摘してやります。 シンプル イズ ベストです……」 峰葉「うーん……。君はそうだろうな……。私の場合、 違う方法があることをまず教え、その違いについて 考えさせます。つまり『私ならばこうするよ』と 言って支援する形をとります」 先輩「部下に、考えさせるか………………フーム」 今城「ハハハハッ……。時間が足りませんよ」 先輩「いつもながら色々と視点が違うってのは、面白いな……。 さて……、部下の仕事の進捗の管理は?」 今城「彼らは、放っておくとサボりかねません。常に、状況に 眼を光らせておいて『出来たか?遅れてないか?』と、 刺激する事で計画通りの結果に導きます」 峰葉「部下もけっこう責任感持ってますから、管理すると いうよりは、むしろ『困っていることは無いか』と サポートする側にまわります」 先輩「ホントに君達は考え方が逆に近いな。それでいて長年の 親友なんだから、不思議な感じだよ……」 今城「ハハハハッ……、腐れ縁ですよ。こいつは色々と教育の し甲斐があります。楽しいですよ……」 峰葉「先輩、確かにふたりの考え方って違うようですが、 こいつの言う事も大事だなって思う場面があるんですよ。 今のところ、行動面では対極に見えたりしますが、 お互いに、結果が6勝4敗ですから。ハハハハッ……」 今城「バカ!!……お前は、4勝6敗だろうが……もう」 先輩「うーん、良い関係だな……。 じゃー、次に聞きたいことにいくぞ。どうみても、 おかしい判断を部下がしていると感じるときがあるよな。 そういう場合、君達はどうするかね…………?」 今城「バシッと指摘しますね。バシッと……。それは間違いだと はっきり言ってやる事が大事ですね」 峰葉「うーん、一理あるなぁ……。先輩、相手の性格にも よりますが、……私の場合は君の考えをもう少し詳しく 話してくれ……と言いますね」 今城「だって、明らかに間違ってると見えることだぞ……。 上司から見て……」 峰葉「……うーん、管理者といっても、……まぁ俺も完璧では ないし……もしかして前提条件等に勘違いがあるかも しれない…………。そうなると、間違いはそのひとつ前の ステップにあるわけだから、間違いだと決め付けるのも、 ……どうも」 今城「あーあ、前提条件も含めての判断力が、実力だろう……。 甘いな~~……」 <続>======================================================================================== ◆◆ホームページランキングに参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 ランキング表を見に来て下さ~い ◆◆クリックして~~ ( ^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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