カテゴリ:フーテンの寅さん
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![]() ------------------------------------------------------------- 私、生まれも育ちも葛飾柴又です 帝釈天でうぶ湯をつかい 姓は車、名は寅次郎 人呼んでフーテンの寅と発します とかく西に行きましても東に行きましても 土地 土地のお兄貴さん お姐さんに ご厄介かけがちなる若造です 以後、見苦しき面体 お見知りおきおかれまして 向後万端引き立って よろしくお頼み申します ![]() ![]() ---------------------------------------------------------------- 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 ![]() ^-^◆ 映画『男はつらいよ』全シリーズ回顧録<18/48> 【前回】映画『男はつらいよ』全シリーズ回顧録<17/48> ■■ 『男はつらいよ』第18作 (寅次郎純情詩集)■■ 監 督 :山田洋次 脚 本 :山田洋次、朝間義隆 マドンナ :京マチ子 ゲストスター:檀ふみ、吉田義男、渡辺粂子 常連 スター: -略- ロケ地 :長野県 別所温泉、新潟県六日町 封 切 :昭和51年12月25日 上映 時間 :1時間43分 <あらすじ> 旅先からふらりと舞い戻った寅次郎は、 さくらの一人息子満男の担任である美しい雅子先生(檀ふみ)に 思いを寄せると思いきや、実は先生の母親である 未亡人の綾(京マチ子)にボーツとなってしまう。 綾は寅次郎のかっての幼馴染であったのだ。 ![]() ![]() ![]() 寅次郎は、娘くらいに歳の離れた、満男の小学校の産休講師 雅子先生(檀ふみ)に一目惚れ。家庭訪問の雅子を相手に、 出しゃばった寅次郎に博が激怒し、皆が同調したため、 例によって寅次郎はとらやを飛び出ていく。 ![]() そして寅次郎は、長野県上田市別所温泉で、昔馴染みの旅芸人 一座(吉田義男)と再会、金も無いのに見栄を張って大いに 盛り上がり、振る舞ったため、無銭飲食で警察に留置されるはめに。 引き取りに向かうさくらだが……再びとらやの面々に迷惑をかけ たことで、さすがのさくらも呆れ果てる。 ![]() ![]() ![]() とらやに戻った寅次郎に、雅子先生のことでさくらが言う。 「仮によ、あの先生にきれいなお母さんがいたとして、 その人をお兄ちゃんが好きになったとしたら、 私たち誰も文句なんか言わないわ。 お兄ちゃんはそれくらいの歳なのよ」と……。 そこへ何と、雅子とその母親・綾(京マチ子)がとらやに来る。 思わぬお墨付きを寅次郎に与えてしまった形のさくらは絶句し、 その懸念通り、寅次郎は綾にゾッコンになってしまう。 ![]() ![]() 綾は柴又の名門の出身であり、幼少時代の寅次郎やさくらの ことも知っていて再会を喜ぶ。 ![]() 綾の家に通い詰める寅次郎は、長い病院生活の末退院した綾の 寂しさを紛らわせる。そして世間知らずな綾は寅次郎の優しさと 奔放さに惹かれていくのである。 ![]() ![]() ところが、ある日学校を訪れたさくらは、 雅子から綾が余命僅かであると知らされ……愕然とする。 とらやに招かれた綾と雅子は、温かいもてなしを受ける。 様々な話題で盛り上がる中で、綾の病状を知る雅子とさくらの 二人は複雑な表情だ……。 ![]() そんなさくらは、 寅次郎の綾への献身を全力で応援する気持ちになっていた。 「他人の噂なんてどうだっていいじゃない」と寅次郎の背中を 押す。 ![]() ……が……綾の病状は悪化し、遂に帰らぬ人となる。 綾の葬儀を終え、産休講師としての任務終了もあって、 住んでいた家を引き払おうとする雅子を、寅次郎が訪ねる。 ![]() 雅子は、「誰にも愛されたことのない寂しい生涯だったけど、 その最後に、たとえ一月でも、寅さんがそばにいてくれて、 母はどんなに幸せだったか」と感謝の気持ちを述べ、涙する。 ![]() 寅次郎は、柴又駅でのさくらとの別れ際、 とらやで話題になった『綾にふさわしい店』の話をする。 「花屋よ。あの奥さんが花の中に座っていたら似合うぞ。 面倒なことは一切俺がやるんだよ」 「このことが本当になっていたとしたら、 俺も渡世人稼業ぷっつり足洗ってよ、 そん時こそお前が言うように、 あのとらやでゆっくり正月過ごすことができたんだよな」 ……そう言う寅次郎に、綾にその話を聞かせてあげたかったと、 さくらは涙ぐむ。寅次郎は電車に乗り、 いつになく晴れ晴れとした表情で去って行く。 ![]() 正月になり……、 綾に最後まで献身的に尽くし、寅次郎とも仲が良かった 住み込み家政婦のおばあちゃん(渡辺粂子)が、 孫に連れられ、とらやを訪れる。 ![]() 雅子からも、とらやの人びとの優しい心遣いに感謝する ハガキが来ていた。 その頃、寅次郎は新潟・六日町に転勤した雅子のもとを訪ね、 銀世界の中、満面の笑みで再会を祝すのであった。 ![]() <後 30回続く> ※ 画像・記事の一部は、ネットから拝借しました。 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 ![]() ![]() ========================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ![]() ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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