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ここで言う「中島」とは、中島敦の事。 (個人的には、「ナカジマ」と聞くと、「サザエさん」のナカジマを思い出すのだがドララララー!) 10年以上前に、「李陵・山月記」と言う文庫本を買っていたのだが、読み気になれず、放置していた。 「白昼の死角」の原作を探していると、偶然、これが見つかったので、読んで見た。目当ては、悟淨関係だ。 彼が、悟空について考察した、 >探偵の眼をもって それらを探し出すのではなく、詩人の心をもって(恐ろしく荒っぽい詩人だが)彼に触れる すべてを温め、(ときに焦がす惧れもないではない。) (以上、P168より引用) の部分を読んだ時、吹いた。 やるなぁ、中島。1942年12月4日、06時に永眠、と言う事だが、中島の心は、こうして生きているのだ。
・・・と悟淨は思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.17 00:29:00
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