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本の森で呑んだくれ、活字の海で酔っ払い

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2023.06.20
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カテゴリ:社会派小説
・新型コロナに感染して自宅療養中、高熱だけど何もしないのも辛いので気を紛らわすためにも本を読む。さすがに39℃以上になると難しい話やおっとりした話は無理なのでやっぱミステリーでしょってことで図書館本の中から選んで読みはじめた1冊。

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笑え、シャイロック (角川文庫) [ 中山 七里 ]
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2023.6.15読了


・シャイロックとは「ヴェニスの商人」の登場人物、ユダヤ人の金貸しの名らしい。銀行小説。帝都第1銀行に勤める主人公の結城は渉外部に異動になった。その渉外部とは焦げ付きそうな債権を回収する部署で、そこで「シャイロック山賀」と異名持つ上司のもとで働くこととなる。

・いろいろ金融関係のことを説明されても理解できず消化不良だった。そう言えば読んではいないけど池井戸潤にも「シャイロック」の名がついた小説があったように思う。半沢直樹シリーズのほうが分かり易かったしそれ以上にストーリーも面白かったように思う。

・どんでん返しの帝王もだんだんと慣れてきたせいか・・・どんでん返しの結末もいくぶん期待外れな感じ。どんでん返しの帝王の結末もある意味で期待調和になったか?






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Last updated  2023.06.20 20:54:16
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