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テーマ:お勧めの本(7252)
カテゴリ:現代文学一般
・再読、意味不明でよく分からなかったけど印象に残っていた本を8年ぶりに再読。前回も風邪で寝込んでいた時に読んだような気がするが、今回もまたCOVID19にやられて高熱にあえぎながら読むのがめぐりあわせのようだ。
・再読ながらもやはり、熱に浮かされていなかったにしても、まだまだ理解できない。理解する小説ではなく感じる小説??やっぱりちょっと変わったファンタジー短篇集?
「リズ・イェセンスカのゆるされざる新鮮な出会い」 ・この短編は、ラストで分かるちょっと怖い話で、導入としてはまずまずかなという印象 「ラフレシア」 ・食虫植物ネペンテス・ラフレシアナと植物偏愛お宅の話、ラストで分かるどんでん返し 「妻が椎茸だったころ」 ・妻が突然亡くなって生前に予約してあった有名料理家のマンツーマン料理教室に出席することになり、課題の椎茸の甘煮を作ることになるのだが・・・妻の料理メモ的日記帳を発見!そこには自分が椎茸だった頃が一番幸せだと書いてあった。これだ!再読なのによく分からない。よく分からないけど余韻が良い。 ・宇宙万物は素粒子からなるという物理的世界観なのかとも思うけどたぶん違う、もっと感覚的な世界観だと思う。自分が一番幸せだったのは何者だった時だろうかと想像してみるが全く思いつかないのが淋しい。夏の沢で鳴くカジカガエルやヒグラシかな??? 「蔵篠猿宿パラサイト」 ・ちなみにパラサイトは寄生虫の意味ではなく隕石の名称だ。石と消えたサルにまつわる「猿の宿」の不思議なお話。 「ハクビシンを飼う」 ・初読みの時、一番いい印象だった作品。オーサコヨシノブという人間は本当は存在しなくてハクビシンだった?ヤマジタカシは何者?? ・8年ぶりの再読だが読解力や想像力がまだまだだなと思った。何年かごにまた再読してみるかな?
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Last updated
2023.06.21 17:50:22
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