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2006.04.21
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カテゴリ:教育
 「経済的理由などで塾に通えない子どもを支援するため、文部科学省は来年度から、退職した教員OBによる学習指導を全国でスタートさせる方針を固めた。
 通塾する子どもとの学力格差を解消するのが狙いで、放課後や土・日曜に国語や算数・数学などの補習授業を行う。」

 学力格差ってあっちゃだめなの? 小泉首相経済格差是認しちゃったよ?

以下 推敲中(ちょっと自分の中でまとまりません。)
意見とかあれば、勉強したいのでコメントしてください

公立塾より先に学校での授業内容を見直すべきだとか、教員退職者の天下り先になるんじゃないかとか、土曜日、日曜日に公立塾に通わせるのなら、そもそも週休2日制を見直すべきだとかいう意見はあちこちで論議されてるようなので、私の稚拙な文章で述べなくてもいいだろう。

私は少し違う視点から述べてみたい。

学力格差はあって当たり前だと思う。頑張る子は伸びる。頑張らない子は伸びない。単純明快だ。
確かに統計上、通塾している子どものほうが、学力は上なのだろう。しかし、それは塾に通わなければ、学力が上がらないということではない。

  子どもに向学心さえあれば、ある程度の勉強方法の指導だけすれば、その子は放っておいても伸びる。たいていの塾にいる広告の合格実績をにぎわしてくれる子たちだ。彼らに暗記の繰り返しなどやらせる必要はない。「ここ大事だぞ。」その一言で勝手に覚えていく。

 塾に通うから学力がつくのではない。学力を上げる気があるから塾に通ってくるのである。やる気のある子は、学校の勉強を難しいと感じた時、きちんとアクションを起こす。塾に通う、通信添削を受ける、自宅学習の時間を増やす、さまざまな選択肢からきちんと自分でどれかを選ぶ。たとえ塾に通うことができなくても成果を出すと思う。そして、塾に通いたいと真剣に子どもが言う時、我が子を応援する親は、セルシオを軽自動車に乗り換え、節煙、節酒、パートに出てでも塾に通わせてくれるのである。ありがたいことである。

 ベネッセのHPに塾の形態別の学力状況調査があった(と思う。正確を期すために再度見に行ったら確認できなかった^^;)。その調査では個別指導の塾に通う子どもは学力が低い傾向がある。これなども、子どもの勉強に対する態度と学力の間に密接な関係がある証拠になると考える。
個別指導が学力を伸ばせないのではない。個別指導を選ぶ子どもや保護者に学力低位層が多いのではないか。

 うちの塾にも、先日も述べたように、保護者から火曜日は都合が悪いだの、終わる時間が遅いなどの苦情が舞い込む。この手の苦情を言う保護者は大きく2つに分かれる。

 ひとつは本当に子どもの体調を心配して、苦情を言われる保護者、こういう家の子どもは学力は高い。先日述べた「世界で一番忙しい小学生」の場合があてはまる。彼女は勉強を頑張る。ピアノも頑張る。珠算も頑張る。ちなみに珠算はなんだか表彰されるくらいすごいのだという。学力は地元の進学校にTOP合格だ。塾の帰りが遅くても、そこからまだ家でピアノの練習をしたりして、寝るのが午前2時過ぎるとかで保護者から相談を受けたのである。このパターンの場合、保護者は結局子どもが頑張っている限り、眠い目をこすりながら、送り迎えをし、子どもとともに受験を乗り切っていく。
 悪いのは、子どもの都合ではなく、送り迎えが面倒だとか、自分が早く寝たいなど、実は保護者の都合で苦情を言っていると思われる場合だ。こういう家の子どもは残念ながらたいてい学力が低い。

 個別指導を選ぶ家庭は、後者のタイプなのではないかと思われる。集団指導についていく自信がない子ども、あえて暴力的に言うなら、ついていく根性がない子ども、子どもの勉強を真剣に応援してあげられない保護者、そういう家庭環境の子どもは公立塾ができて、そこに通うようになっても学力は大きく伸びないだろう。

 また、よしんば公立塾の成果があり、全体レベルの底上げができたとして、今の上位層は、それに刺激されてさらに上を目指すため学力格差は埋まらないう。
 もう文科省は素直に「ゆとり教育失敗しました。ごめんなさい。」と言うべきではないですか?学力格差云々というよりレベル底上げしたいだけだと思うんですが・・・

 経済格差の話はどうなった?という読者もお見えだろうが、私の頭脳ではやはりうまくまとめられなかった(笑) 経済格差を是認した以上、低所得層の子どもが通塾できないのは仕方ないはず。矛盾だな。と思う私はやはり経済音痴かな。

 経済格差のほうが、個人の努力では埋まりにくいことは確かだ。政府の私に対する救済がきっといつかあるのだと固く信じてやまない。





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Last updated  2006.04.22 04:49:56
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