シリーズ第5作。
雪の北海道が舞台。
刑務所での不正に気づいたために襲撃された主人公。救い出したのは神父(岡田真澄)というのは新発想。
主人公は教会に連れて行かれるが、キリスト教や教会のことが理解できず、ヤクザの世界になぞらえてなんとか納得し、神父と親子の杯を交わす。
教会で心を入れ替え、不良の更生の手伝いをしようとするが、なかなかうまくいかない。
腕っ節は強いので、ボクシングで一目置かれるようになり、兄貴分として慕われ、修道女に思いを寄せたりするが、そういいことばかりではない。
チャンピオン候補の若いボクサーが、悪党連中に八百長を迫られ、悲劇的な結末を迎えることになる。
若山富三郎がゲスト出演ということなのだろうが、あまり出番がない。
目先を変えてはいるが、なんだか特に見るべきところがない感じだった。