猫、ねむる
とてとてとてと走っていた猫が、いまはもう丸くなって、眼をつむって、
惰眠だかマジ寝だかを貪っている。行儀がよいからか、ほかにすることがないからか、
大体いつも寝ている。ずいぶんと昔、星新一が猫というのは美味しいものではない、
と書いていたのを見たが、いやわからんぞ、と思ったりした。
チャイナの三味線がきこえてくる、そして僕はつまらないダジャレよろしく、
やっチャイナ、とか言ったりした。馬鹿だった、と思う。
原画サイズ/特大サイズ
詩とArt_Works:
塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a