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2010.12.26
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カテゴリ:映画
サンダカン八番娼館.jpg


1974年、東宝でかつて“からゆきさん”として遥か南海に
愛と青春を没していった日本の少女たちの秘話を描いた
山崎朋子:原作の「サンダカン八番娼館」を映画化しました。

女性史研究家の三谷圭子(栗原小巻)は“からゆきさん”の
実態を調べる為に天草を訪ねた。
そこで身なりの貧しい小柄な老婆・サキ(田中絹代)と
偶然めぐりあった。

圭子はサキが元“からゆきさん”ではないかと推理し
波瀾に富んだ過去を聞き出す為に共同生活を始めた。

やがてサキはその重い口を徐々に開いて
その過去を語り出した・・・

若かりし頃のサキ(高橋洋子)はサンダカンで娼館を経営する
太郎造(小沢栄太郎)に外国行きを勧められ
前金として三百円(現在で言えば300万円)を渡された。

サキはその金を兄・矢須吉(浜田光夫)に送金し
人手に渡った畑を買い戻して幸福な生活をするように願い
村の仲間と共にサンダカンへと発った。

当時のサンダカンは日本人の経営する娼館が九軒あり
一番、二番館と名づけられ、太郎造の店は八番館であった。

八番館に着いて一年後、借金はいつの間にか二千円に膨れ上がり
サキに借金の重みがズッシリと伸し掛かり
更に客を取るように言い渡され地獄の様な生活が始った。

そんな生活の中にもサキはゴム園で働いている
竹内秀夫(田中健)との間に愛が芽生えていた。

太郎造は急死した為にサキは余三郎(中谷一郎)に
売り渡される事になった。
余三郎はサキたちをプノンペンへ連れて行こうとするが
新しく八番館の主人となったキク(水の江瀧子)の尽力で
サキはサンダカンに留まる事になった。

しかし秀夫はゴム園の娘との結婚を告げサキと別れる事に
サキの初恋はもろくも崩れ去った・・・

数年を経てサキは帰国したが母は既に死に
兄の矢須吉もサキが外国帰りという事で避ける様になり
天草はサキにとって、もはや故郷ではなくなっていた・・・

この映画に出演した田中絹代は日本映画史を代表する
大女優の一人であり、出演映画において世界三大映画祭の
カンヌ・ヴェネツィアで受賞しており
本作でベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞し
三冠を達成する快挙となりました。


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Last updated  2010.12.26 20:07:22
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