|
カテゴリ:プロレス・格闘技
ジャイアント馬場率いる全日本プロレスは昭和56年に ライバル団体の新日本プロレスと全面戦争の火ぶたを切り 日本マット界は最大の激動の年と呼ばれました。 まず新日本プロレスは全日本から主力外人レスラーだった アブドーラ・ザ・ブッチャー、ディック・マードック、 所属選手だったタイガー戸口(キク・ドク)を引き抜いた。 これを知った全日本プロレスは企業防衛と報復として 新日本の主力外人レスラーだったスタン・ハンセン タイガー・ジェット・シン、チャボ・ゲレロ 新日本と契約していた上田馬之助を引き抜いた。 タイガー戸口を失った全日本だったが凱旋帰国していた 天龍源一郎が活躍を見せスターダムに登った。 しかし、もう1つのメジャー団体・国際プロレスが 崩壊してしまい、そのエースだったラッシャー木村 アニマル浜口、寺西勇が戦場を新日本に移した事により アントニオ猪木率いる新日本プロレスが優勢に立っていた。 そんな中、全日本と新日本は10月に興業戦争を行った。 場所は格闘技の殿堂・東京 蔵前国技館 新日本プロレスはアントニオ猪木vsラッシャー木村という 団体対抗戦で話題を呼んだ。 一方の全日本プロレスは創立10周年記念という事で 豪華な外人レスラーを来日させ興業戦争に打って出た。 ドリー&テリーのザ・ファンクス、ブルーザー・ブロディ リック・フレアー、ミル・マスカラス、タイガー・ジェット・シン ブルーノ・サンマルチノ、ジミー・スヌーカらが来日。 試合カードは10周年特別試合と3大タイトルマッチであり IWA世界選手権:ミル・マスカラスvsマイティ井上 国際プロレスのエースだったマイティ井上が 仮面貴族ミル・マスカラスのベルトに挑み マスカラスが必殺技のフライングボディアタックで防衛。 力道山がルーテーズから奪取した日本の至宝 インターナショナル選手権:ドリー・ファンク・ジュニアvs ブルーザー・ブロディ この試合が行われる数日前、ドリーの息子:ディンク少年が リング上でブロディに血祭りにされ入院。 気が気でないドリーはブロディに復讐する為 ルール無視でブロディと対決、 結果、ドリーの反則負けによりタイトルは移動。 両者は因縁を持つ関係となった。 そして世界最高峰NWA世界ヘビー級選手権 リック・フレアーvsジャンボ鶴田 この出世を掛けた同世代対決は当時、鶴田が 一歩リードしていたものの結果はフレアーが防衛に成功。 フレアーは引退後、人生最大のライバルに鶴田の 名を上げていました。 そしてメインイベント:10周年特別試合 ジャイアント馬場&ブルーノ・サンマルチノvs タイガー・ジェット・シン&上田馬之助 全日本の創設時に参加していた馬場の友人で WWF(現・WWE)のトップレスラーだった ブルーノ・サンマルチノをタッグパートナーに 新日本で大暴れをしていた悪役チーム タイガー・ジェット・シンと上田馬之助と対決という 豪華な顔触れでありました。 結果は両者反則の引き分けでありました。 興行的には新日本に一歩リードされたものの 大成功を収める事になりました。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 【送料無料】読む全日本プロレス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.12.25 21:11:19
コメント(0) | コメントを書く
[プロレス・格闘技] カテゴリの最新記事
|
|