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テーマ:映画レビュー(890)
カテゴリ:ジャッキーチェン
ジャッキーチェンのカンフー映画がブームとなり 田原俊彦、松田聖子によるアイドルがブームとなっていた 1982年に香港が制作し日本が協力したのが アクション映画「龍の忍者」である。 天涯孤独で、あらゆる忍法と武術を修得した 玄武(真田広之)は父・玄六を殺した仇である 福佐(田中浩)が秘かに中国に渡ったという情報を耳にし 幼馴染みの茜(津島要)を伴って中国へ渡った。 福佐は中国の咸陽で銅鏡磨きの福爺として 身を隠しており、この福佐のもとに 孫靖(コナン・リー)という若者がいた。 彼はカンフーの達人で竹馬状になっている靴で 戦いを競う武術大会で強豪を倒すほど かなりの腕前を持っている。 そんなある日、福佐が一日の仕事を終え、 自分の小屋で休んでいると突然、床下から玄武が現れ 福佐に斬り掛かり、二人は小屋から原野へ 原野から山へと死闘を繰り広げた。 あと一歩で福佐の息の根を止められるという時、 玄武の前に孫靖が現れ福佐は一命を取り止めたものの 玄武と福佐を守る孫靖の闘いは何度も行われ 決着はいつも付かなかった。 しかし父の死の原因が福佐や仲間の裏切りではなく 黒幕の神打王である事を知った玄武は 闘いながら孫靖の力を認めていた為、 二人は協力し合い神打王率いる悪の武術使いに挑むのである。 この映画の日本公開前に真田広之は「TVジョッキー」などで コナン・リーはアクションに代役を使わず 全て自分が納得行くまでアクション演技をやり続け どんな事にも妥協しないその姿勢に感動し 切磋琢磨したと語っていました。 しかし香港映画界はブルース・リーによるアクションから 妥協なきアクション演技は当然であり、コナン・リーも 第2のジャッキー・チェンを目指していた為 周囲に自分のアクションを認めさせるチャンスから 本作は監督にアピールする絶好の映画でもあったのです。 また福佐役の田中浩は東宝を経て三船プロダクションに入社し 同社製作の映画・テレビで斬られ役で出演しており スーパー戦隊シリーズ「ジャッカー電撃隊」では 鯨井隊長を演じ子供たちから指示を受け 丸大ハムの「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」の CMで有名になった俳優でありました。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 【27%OFF】[DVD] 龍の忍者 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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