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2011.10.12
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カテゴリ:戦争映画
日本敗れず.jpg


1945年8月15日 太平洋戦争は終結を迎えた。
昭和天皇は国民及び陸海軍にポツダム宣言の受諾と
軍の降伏の決定を伝えるため朗読したレコードが
ラジオ放送された。いわゆる玉音放送である。

新東宝はこの玉音放送と軍隊の模様を映画化
それが1954年公開の「日本敗れず」である。

特攻出陣、硫黄島決戦、沖縄戦線と続いた日本、
敗色は濃くなり、東京も大空襲に火の海と化した。

だが陸軍省部内では依然として
本土決戦を目指して張切る将校達の姿があった。

やがて沖縄守備軍も全滅し米軍も本土に迫ってきたが
米英ソのポツダム会談により7月27日
日本に対する最終の降伏条件を規定した
三国共同宣言を放送して来た。

首相官邸の会議室では総理(斎藤達雄)以下の閣僚達は
共同宣言を有条件講和の申出と解し
挑戦的態度はとるべきでないとしていたが、
川浪陸相(早川雪洲)が一人強硬に反撃すべき事を主張。

やがて8月6日の広島への原子爆弾の投下
また9日のソ連参戦により川浪陸相の戦争遂行論も空しく
遂に御前会議は於てポツダム宣言受諾が決定された。

これを聞いて激昂した陸軍省の軍務課員を中心とした
将校達は遂にクーデターを計画し外相官邸を襲ったが
南郷外相(山村聡)は危うく難を避けた。

第二回御前会議の席上でも川浪陸相は
あくまで戦争を続ける事を主張したが
陛下の御心は変らなかった。

血気に逸る松崎少佐(丹波哲郎)中原大尉(宇津井健)と
青年将校達は陛下の録音盤を手に入れるために
まず畑少佐(細川俊夫)が林師団長(高田稔)を殺したが
音盤の入手には失敗した。

しかし15日暁方、川浪陸相は自決して果てた。

録音盤の所在を明らかにしない瀧川侍従(清水将夫)をも
殺害して狂気の如くなった畑少佐は
馳けつけた中田東部軍司令官(藤田進)に軽挙妄動を諭され
己れの非を悟って自害した。

かくして15日正午、録音盤は放送され戦争は終った・・・

この映画は終戦時における宮城事件を描いており
玉音放送を巡る激しいクーデターを見事に表現している。

また玉音放送を聞いた国民は敗戦に涙したが
一方で高校野球が復活する瞬間でもあり
朗報と考えた国民も少なからず存在しました。


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戦争映画傑作選 日本敗れず DVD





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Last updated  2011.10.12 20:10:24
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