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2014.01.09
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カテゴリ:プロレス・格闘技
天龍革命.jpg


1987年、長州力が全日本との契約を解除して
一方的に独立する方針を表明し
僅かなジャパンプロレス勢が
新日本プロレスにUターン移籍した。

裏切りや契約には人一倍厳しかったと馬場は
長州の勝手な行動に激怒し追放を発表、
ジャパンプロレスは崩壊した。

そして長州無き後の全日本プロレスは
かつてのように日本人レスラー対外国人レスラー
という構図がメインになりつつあった。

しかし、それを潔しとしなかった天龍源一郎は
全日本を活性化するためにジャイアント馬場に
「阿修羅・原とタッグを組みたい」と直訴した。

天龍と原は1981年に国際プロレスの崩壊で
引退を決意していた原が天龍とリック・フレアーの
NWA世界ヘビー級選手権試合の決定を聞いて
「同じようなキャリアなのに不公平だ、
天龍、俺と戦え!」と申し入れた事から接点があり

当時、敵対していた天龍と原だったが
天龍の原に対する思いが非常に高く
この直訴から馬場から原とのタッグ結成の了承を得た。

2人のタッグは“龍原砲”と呼ばれ
同じ日本人レスラーであるジャンボ鶴田や
輪島大士、タイガーマスク(三沢光晴)と激闘、

地方でも試合時間20分に及ぶ手を抜かなく
技ひとつに対しても本気を出す姿勢など
ファンから絶大な支持を受け
マスコミはこの一連の行動を「天龍革命」
「REVOLUTION」と呼んだ。

天龍と原はリング外でも対立構図の意識化を徹底し
移動も全日本本隊と共にせず
リング屋のトラックに乗ったり
独自に電車などを調べ移動しており

またマスコミやテレビインタビューに置いて
天龍は「何も言う事はない・・・」と
憮然とした答えを出し、頑固一徹なイメージが
ファンの共感を呼び

この姿勢に共感した川田利明、サムソン冬木、
北原辰巳、天龍の付き人の小川良成が
更に行動を共にする様になり
この6人の軍団は「天龍同盟」と呼ばれた。


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Last updated  2014.01.09 19:36:54
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