海辺の生活。

​​立春が過ぎ、暦の上では春ですね。
緊急事態宣言が延期になり、
変わらず家にこもって暮らしています。


柿右衛門農園さんから味噌作りの大豆が届いたので、
今日は大豆を煮て仕込んでいました。
種類はご当地大豆、津久井在来でしょうか。
生麹も手に入れたので、
きっと美味しい味噌になるはず。

毎年味噌作りのワークショップをしていたのに、
去年からお休み。
みんなの手の力でより一層美味しくなるのに。
来年こそはみんなと一緒に作りたいです。


　　 


 味噌 

＜材料＞（出来上がり 味噌約2kg）
大豆　500g
米麹　500g
塩　　220g

＜作り方＞
（１）大豆を一晩水に漬ける。
（２）(1)を柔らかくなるまで4~6時間煮る。
（３）米麹と塩を混ぜる。
（４）(2)の大豆を潰すかフードプロセッサーで好みのペースト状にする。
（５）(3)に(4)を加え混ぜる。
（６）容器を焼酎や食品用消毒液で殺菌し、(5)を隙間なくギュッと詰める。表面を平らにしラップをして重しをし、4ヶ月以上置く。


柿右衛門さんの大豆は無農薬で
豆の様子もワイルドです。
一晩水に浸します。


　　 


翌日煮始めます。
今年はストーブの上で


　　 


　　 


大豆を煮る時に水から豆の頭が出たら、
さし水（湯）をして柔らかくなるまでコトコト煮続けます。

大豆を潰すのはマッシャーなどでも良いし、
手で潰しても、ビニール袋に入れて潰してもOKです。
私はフードプロセッサーでやっています。


　　 


　　 


　　 


表面はラップでなく塩蓋（塩で覆って蓋にする）でも良いですが、
上が塩辛くなり取り除く部分が多くなります。

4ヶ月したら食べられるくらいに発酵しています。
その後はお好みの熟成度合いで。
私は必要に応じて500g~1kg容器に取り分け、
それを冷蔵庫に入れて使っています。

途中天地返し（1ヶ月ごとのかき混ぜ）はしていませんが、
管理が行き届きカビ取りもマメにできるし、
空気を入れるのは良いことです。
1年そのまま寝かせて開ける人もいます。

美味しい味噌になるといいな〜
まだ去年の味噌が瓶に残っているので
それを使ったらあと4~5kg追加で作る予定です。




立春にお雛様を飾ると良いと聞いて、
小さいお雛様を棚に置きました。
いつもギリギリだったから、
何となくお雛様も喜んでいるみたい
今年は大きいお雛様も雨水(二十四節気 2/18)頃までに出そうと思っています。


　　 




柿右衛門農園の大根が元気すぎて、
キッチンに置いておいたら
間もなく花が咲きそうです
こんなことにも春を感じたり、
元気をもらったりしますね。


　　  


　　 




海岸へ向かう途中に、
母がデイサービスに通っていた施設があります。
先日ウォーキング中その前を通ると、
1階の窓に張り付いてホワイトボードを掲げている女性がいました。
どうしたんだろうと思って見ると、
部屋の中の窓には車椅子に座って
ホワイトボードを掲げるお母様とおぼしき方が。
コロナ禍で直接は会えないけれど、
窓ごしにホワイトボードで会話されていました。
お母様の目がキラキラしていて、
ガラス1枚を隔てて心を通わせ合っている姿に感動しました。
母を思い出して懐かしく温かい気持ちになって
ちょっと涙が出ました。
直接会って話せる日が早く訪れますように。


　　 




コロナの流行の昨年から、
月1回、外で会って一緒に気分転換をする友人がいます。
テラス席、公園、海岸。。。
今年第1回目は海岸で。
途中のセブンでコーヒーを買って、
海を眺めながら話をしました
お互いこの1年の間に親を見送りました。
家庭の中でも色々なことが起こります。
近況や家族のことをポツポツ話すだけですが、
本当に良い気分転換になります。
大変な出来事を通ってきた人は
聞き上手で心から共感してくれ
気持ちを分かち合えるので、
とても貴重な存在です。
周りにはそういう友人達が数人いて、
ありがたく感謝しています


　　 




今日は午後から春一番が吹くかもしれないとの天気予報。
海岸は早くも荒れ模様です
吹けば観測史上最も早い春一番。
コロナを吹き飛ばしてくれないかな。
本当に春が待ち遠しいです。
皆様もどうぞ健康に気をつけてお過ごし下さい