福岡県京都郡豊津町に
小笠原家に所縁がある小笠原神社があります。
その神社の前に、石碑「双雄の碑」が建っています。
その碑文の末尾に漢詩があり、それを読み下しますと次の内容になります:
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「養之昇平」
これを養えば昇平(しょうへい)
「用之戦陣」
これを用うれば戦陣
「父子相承」
父子相承け
「刺撃遒健」
刺撃遒健(しげきしゅうけん)
「隔世異時」
世を隔て時異なるとも
「厥技胡遜」
厥(その)技 胡(なんぞ)遜(ゆず)らん
「宗伯之槍 武蔵之剣」
宗伯の槍・武蔵の剣
小倉藩の幕末の剣士、青柳真武・武知父子の武技と
高田宗伯と宮本武蔵の双雄を顕彰したものです。
高田宗伯とは、宝蔵院流槍術の名手・「高田又兵衛」の事ですが、
武蔵が明石藩に滞在中、召抱られました。
宗伯の槍と武蔵の剣は、長い間、小倉藩のシンボルでした。
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最終更新日
2006年03月05日 18時26分12秒
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