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カテゴリ:園芸植物
☆10月22日から3日間、東伊豆の熱川に行きました。今年こそ何としてもバナナの花を観察したいと思い、「熱川バナナワニ園」を訪ねました。
☆熱川バナナワニ園では、本園の植物園と分園のバナナ館にバナナが展示されています。なお、バナナは、バショウ科バショウ属の多年草です。 ☆草が芽を出し、次第に成長していきます。 ☆茎ではなく、葉が重なっているものが「茎」のように見えます。野菜のネギの葉(茎ではない)と同じものです。したがって、切り口に年輪はありません。 ☆バナナは、大きくなると木のように見えますが、これは高さ2~10メートルになる多年生の草です。 ☆木のようにみえる部分は仮茎(または偽茎)と呼ばれ、やわらかい葉が重なりあっています。いくら太くなっても、茎・幹ではなく、葉が重なっているものです。草(多年草)になるバナナは、果物ではなくトマトなどと同じ野菜?!なのでしょうか。 ☆昨年3月に見たバナナの花のつぼみです。赤紫色の巨大な筆先のようなのが、苞です。生産地では、これを野菜として利用しているようです。(2012年3月日撮影)。 ☆今年こそ何としてもバナナの花を観察したいと思っていたところ、本園の植物園で花が開いているのを見つけることができました。 ☆赤紫の苞の中に、たくさんの花が咲いているのが見えます。苞が1枚めくれ上がるたびに、1段の花が咲き、1房のバナナに成長するそうです。 ☆一つひとつの花の形までは、よくわかりません。 ☆苞がめくれ上がったバナナの花です。これが、1房のバナナに成長するようです。 ☆先端に花が咲いている花茎の上の方には、バナナの実が成長してきていました。 ☆今から1万年前、野生の種子のある種から種子のないバナナが作られ、交配によって種ができない三倍体(種無し西瓜と同じ)が作られ世界的に広がったそうです。野生のバナナには種がありますが、種なしバナナは発芽した芽を株分けすることによって子孫を作っていくことができます。 ☆「バナナ」という名は、アラビア語で「手足の指」を意味する「バナーン」という語で、これがアフリカのギニアに伝わり、コンゴ川の河口のその名も“Banana”という港から英語圏に伝わったようです。現在、日本に輸入されているバナナは、フィリピン産が95%を占めているそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんばんは。
バナナの果実が生っている様子を普段見ることがないですね。 昔自宅でバナナを育てている所がありました。 一度見に行ってみますね。 素敵な日をお過ごし下さいね。 (2013.10.29 17:52:39)
コバルト4105さん
>こんばんは。 >バナナの果実が生っている様子を普段見ることがないですね。 >昔自宅でバナナを育てている所がありました。 >一度見に行ってみますね。 >素敵な日をお過ごし下さいね。 ----- コメントありがとうございます。 今回でバナナの花も実も観察でき、満足しました。 (2013.10.29 22:54:29) |