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カテゴリ:園芸植物
☆ウォーキングコースで咲いているクロッカスの花。紫色の花がたくさん咲いています。(2015年3月12日撮影)。
☆下の方が細長い筒状で先端が6裂する紫色の花冠、黄色い3本の雄しべ、長く突き出すように伸びる黄色い雌しべ花柱が見えます。 ☆庭のクロッカスも咲き始めました。クロッカスとは、アヤメ科クロッカス属に属する園芸品種を総称したものです。このうち、秋に咲くものをサフランといい、薬用・染料・香料として用いられています。これとの対比で、早春に咲くものを春サフラン・花サフランともいいます。(2015年3月15日撮影)。 ☆黄色い花が圧倒的に多いのですが、紫色の花も数株咲きます。写真では見えませんが、白い花も咲きます。クロッカスの原産地は地中海沿岸から小アジアで、約80種が知られているそうです。クロッカスの名は、ギリシャ語のクロケ(糸)に由来し、糸のような細長い雌しべを持つ種があることから名づけられたそうです。 ☆紫色花を見ると、下の方が細長い筒状で先端が6裂する花冠、3本の雄しべ、そして花の中央に長く伸びる雌しべ花柱が見えます。 ☆クロッカスの黄色花では、先端が6裂する花冠、その内側に小さな3本の雌しべ花柱が見えます。黄色花では、3本の雌しべ花柱は紫花のようには長く伸びていません。 ☆黄色花・紫色花に少し遅れて、白花のクロッカスが咲きました。(2015年3月20日撮影)。 ☆白花のクロッカスを見ると、下の方が細長い筒状で先端が6裂する花冠、3本の雄しべ、そして花の中央に長く伸びる3本の雌しべ花柱が見えます。クロッカスの名がギリシャ語のクロケ(糸)に由来し、糸のような細長い雌しべを持つことから名づけられたのが理解できます。 ☆クロッカスの花のつくりの違いに疑問を持って調べてみると、園芸では同一種と扱われていますが、クロッカスの黄色種と紫・白系の品種は原種が別種であることがわかりました。クロッカスと一括りで見ていますが、花のつくりを観察すると2種類の原種があるという新しい発見がありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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