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テーマ:楽天写真館(354382)
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☆今年4月、国営昭和記念公園の玉川上水口の近くに「泉町西公園」がオープンしました。5か月後、芝生には様々な野草・雑草が生え、花を咲かせていました。ダンドボロギクの花です。(2017年9月7日・8日撮影)。
☆ダンドボロギクは、北アメリカ原産のキク科タケダグサ属の1年草です。山地の伐採後に急速にはびこる性質があるそうです。高さ30~150センチで直立し、上部で多く枝を分かちます。 ☆ダンドボロギクの葉は互生で、長さ5~40センチの線形または線状披針形、縁には不ぞろいの鋸歯があり、ときに羽状に裂けます。上部の葉は茎を抱きます。 ☆この写真では、葉が羽状に裂けているのがわかります。 ☆この写真では、上部の葉が茎を抱いているのがわかります。 ☆ダンドボロギクの花は全て筒状花で、舌状花はありません。 ☆ダンドボロギクの花は、周囲に雌性花があり中心部に両性花があるそうです。周りの花には、先端が2つに分かれた雌蕊が見えますが雄蕊は見えません。その内側には、赤紫色の雄蕊の葯が合着して筒状になった集約雄蕊が、先端が5つに分かれた花冠の中から伸びているのが見えます。周囲はめしべだけの雌性花で、中心部は雌蕊と雄蕊がある両性花のようです。 ☆ダンドボロギクの総苞は長さ1~1.5センチで、総苞内片は1列に綺麗に並び、外片はごく小さいのがわかります。 ☆ダンドボロギクの花の冠毛が開き始めたところです。 ☆ダンドボロギク(段戸襤褸菊)の名は、1933年に愛知県段戸山で発見されたことと、花後の冠毛が白く襤褸(ボロ)のように見えることから。ボロギク(襤褸菊)の名が付くのは、日本在来種のキク科キオン属のノボロギク、帰化植物のキク科ベニバナボロギク属のベニバナボロギクです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.09.29 06:00:24
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