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テーマ:楽天写真館(354377)
カテゴリ:山野草
☆冬の間は季節の変化が少ないので、昨年秋に観察して紹介できなかった自然観察を紹介しています。サラシナショウマの花です。(2017年10月3日撮影)。
☆サラシナショウマは、北海道から九州の山地の木陰や草原に生えるキンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草です。 ☆茎は、40~150センチで、上部は分岐し、上部には細い毛が生えるというのですが確認できません。 ☆サラシナショウマの根出葉と下部の茎葉は大きく3回3出複葉で、上部の茎葉は2~3回3出複葉だそうです。 ☆小葉は卵形で、長さ3~8センチ、しばしば3つに分かれて先が尖り、不揃いな欠刻状鋸歯があります。 ☆サラシナショウマは、8~10月に、単一または基部で分岐する総状花序を出します。 ☆サラシナショウマは、長い総状花序をつけます。サラシナショウマの花は、花柄が5~10ミリ、4~5枚ある舟形の萼片と先が2つに分かれている花弁がありますが、花の早い時期に落ちてしまいます。この写真は2013年秋に撮影したものですが、多数の雄蕊の周りに舟形の萼片(花弁?)が見えます。萼片は広楕円形で、花弁は細長い楕円形なので、花弁かも知れません。(2013年9月3日撮影)。 ☆サラシナショウマは、両性花と雌蕊がない雄花があるそうです。この写真は2013年秋に撮影した両性花です。舟形の萼片(花弁?)、多数の雄蕊、雌蕊は2本のものが多いそうですが中央に2本の雌蕊が見えます。(2013年9月3日撮影)。 ☆この写真は2013年秋に撮影した雄花です。雌蕊が退化した雄花のようです。多数の雄蕊の周りに見える楕円形のものは、先端が2つに分かれているので、花弁かも知れません。(2013年9月3日撮影)。 ☆サラシナショウマ(晒菜升麻)の名は、サラシナ(晒菜)は若菜を茹でて水に晒して山菜として食用にしたこと、ショウマ(升麻)は根茎を天日で干したものを生薬で「升麻」ということに由来するそうです。 ☆サラシナショウマの花言葉は、「愛嬌」「無邪気」「温かい心」「雰囲気の良い人」だそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.02.18 05:00:10
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