|
テーマ:楽天写真館(354382)
カテゴリ:山野草
☆3月19日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(3月中旬・2回目)に行きました。その内容を順次紹介しています。カンアオイの花です。(2019年3月19日撮影)。
☆カンアオイは、本州の関東地方から近畿地方、四国の山地の林下に生えるウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草です。 ☆カンアオイの葉は、卵形または卵状楕円形で、基部は深い心形です。表面は、平坦で濃緑色、白班があります。この写真では、斑紋が見えませんが、個体によって斑紋があるものとないものがあるようです。 ☆この写真は、2018年3月29日に撮影したカンアオイですが、葉の表面には斑紋が見えます。 ☆カンアオイの花期は10月から2月ですが、3月中旬でも花を観察することができました。花弁はなく、萼筒は筒状鐘形で、上部はくびれず、萼裂片は三角形で開出しています。写真では観察できませんが、雄蕊が12個、雌蕊花柱が6個あります。 ☆萼裂片は、開出しており、卵状三角形で萼筒よりやや短く、汚黄色で紫色の斑点があります。 ☆カンアオイ(寒葵)の名は、葉が葵に似ており、「寒」は冬でも常緑であることから名づけられました。別名は、関東地方に多く分布していることから、カントウカンアオイ(関東寒葵)です。 ☆カンアオイの花言葉は、「秘められた恋」です。カンアオイの花が、葉の付け根でひっそりと咲いている姿から名づけられたのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.04.25 05:00:13
コメント(0) | コメントを書く
[山野草] カテゴリの最新記事
|