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テーマ:楽天写真館(354377)
カテゴリ:樹木
☆4月28・29日と5月5日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(7回目・8回目・9回目・10回目)に行きました。その内容を順次紹介しています。ツクバネウツギの花です。(2019年5月5日撮影)。
☆ツクバネウツギは、本州(東北地方の太平洋側、関東・中部地方以西)から九州の日当たりのよい丘陵や山地に生えるスイカズラ科ツクバネウツギ属の落葉低木です。 ☆ツクバネウツギは、よく分枝して茂り、高さは2メートルになります。 ☆ツクバネウツギの葉は対生し、葉身は卵形から楕円状卵形で、先はしだいに細くなってとがり、基部は広いくさび形から円形です。縁には不規則な粗い鋸歯があります。 ☆ツクバネウツギの花期は5~6月で、花は新枝の先に2個ずつつきます。 ☆ツクバネウツギの萼は基部まで5つに分かれ、5個の萼片の大きさが同じで、長楕円形で長さ5~12ミリです。同じツクバネウツギ属のオオツクバネウツギは、萼片は5個ですが、背側の1個は他の4個と比べて小さくなっています。 ☆ツクバネウツギの花冠は、長さ2~3センチの漏斗状で、細い花筒からやや急に鐘状に広がります。 ☆花は白色、ときに淡黄色や淡紅色を帯びます。花冠の上唇は2つに分かれ、下唇は3つにわかれています。下唇の内側に橙色の網状紋があります。雄蕊は4個で、雌蕊は1個です。 ☆ツクバネウツギ(衝羽根空木)の名は、実に5枚の萼が付いたものが羽根つきの羽のように見えることから名づけられました。 ☆ツクバネウツギの花言葉は、「長い友情」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.07.03 06:52:12
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