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テーマ:楽天写真館(354397)
カテゴリ:山野草
☆10月17日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(19回目)に行きました。その内容を紹介しています。ヤマハッカの花です。(2019年10月17日撮影)。
☆ヤマハッカは、北海道から九州の山地の林縁にふつうに生えるシソ科ヤマハッカ属の多年草です。ヤマハッカの茎は木質化した地下茎から直立し、茎の上部は分枝し、高さは0.4~1メートルになります。 ☆ヤマハッカの茎は、4稜形で下向きの毛があります。 ☆ヤマハッカ葉は対生し、長さ3~6センチ、幅2~4センチの広卵形で、基部は細くなって葉柄の翼に続きます。縁には粗い鋸歯があります。 ☆ヤマハッカの花期は9~10月で、枝先に細長い花穂を出し、青紫色の小さな唇形花をまばらにつけます。 ☆ヤマハッカの花冠は、長さ7~9ミリの青紫色で上唇と下唇に分かれ、花冠の筒部には毛があります。萼は長さ2.5~3ミリ、短毛が密生し、先端が5つに分かれており、5個の萼歯はほぼ同じ長さです。 ☆ヤマハッカの花冠は、上唇は4つに分かれて立ち上がり、中央部には細かい濃紫色の斑紋が多数あります。下唇は2つに分かれて前方へ突き出し、ふちは内側に巻き舟形に突き出しています。 ☆雄蕊4個と雌蕊は、花冠より短く、舟形に突き出した下唇の中に包まれています。 ☆ヤマハッカ(山薄荷)の名は、山に生え姿がハッカ(薄荷)に似ていることに由来します。ただし、ハッカのような香りはありません。 ☆ヤマハッカの花言葉は、「思いやり」「効能」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.11.16 05:17:46
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