カテゴリ:Q輔。「家」とは「ホーム」のこと。
長女がダンボールに絵を描きましたよ。 え~、では、毎度バカバカしいお話を。 なんかさ、僕さ、コンビニで買い物をして、現金を支払う際に、 店員さんに、小銭の扱い方を、ちょいちょい指摘されるのよね。 オイオイこらこら、な、な、なんちゅ~雑な小銭の管理しとんじゃい! もう少し考えて、効率よく財布を軽くする支払いをせんかい! とまあ、こういった意味合いの指摘を、ここまでハッキリとは言われぬまでも、よく受けるっす。 具体的にどういうことかというと、 例えば、913円の支払いの時、1000円札だけをペロンとトレイに置くとさ。 細かいのはございませんか? と必ず聞いてくるじゃんね。 しゃーねーから、小銭入れを開いて10円玉二枚を支払いかけると、 いや、あの、お客さん、今財布に1円玉たくさん見えましたけど? え? いいっすか? と注意されるのよね。ははは。 確かに僕の財布には、基本的に小銭が腐るほど入っているので、 しゃーねーから、その中から相手の望みどおり1円玉を13枚わしづかみにして、 じゃらじゃらとお支払いさせていただき、 他の客の前でなぶられたる、何ともみじめな思いを抱いてコンビニを後にするのだ。 確かに、時々妻のレジの支払い方を後ろで見ていると、 僕と同じ状況であれば、 先ず1000円札をトレイに置いて、その後5円玉二枚に1円玉三枚を支払い。 100円のお釣りを受け取るというぐあいだから、まあ、これが普通なのだろう。 うほほーい!小銭一気に片付いちゃったラッキ~!なんつってやがる。 1円と5円、たくさんお持ちのようですが、よろしいですか? その手の平の200円頂ければ、10円のお釣りですよ。 その500円玉二枚で1000円になりますよ。本気でお札で払います? どちらかと言うと年配の店員さんに、よく言われる。 んが、時々、若者にもしゃーしゃーと指摘される。 どなたも、その表情に悪気は微塵も感じられない。 100%僕の為に善かれと思って言っているのだ。 え~っと、それでは、只今より僕の言い訳大会を盛大に執り行いたいと思います。 確かに僕は、どちらかと言えばお金に執着のない方ですが、 決してお金の計算が苦手な訳でも、金銭感覚が崩壊している訳でもないのです。 例えば、今僕は受注額四千万円の公共工事のコスト管理のことで頭がいっぱいだったりします。 要するにね、ただ単純に日中は、そんな仕事のことで頭がいっぱいいっぱいなのです。 運転中もコンビニのレジでも、大半は他事をあれこれ考えていることが多く、 また、もともと典型的な一点集中型の視野の狭い性格ゆえ、コンビニのレジで他事を考えつつ、 財布の小銭を効率よく減らす方法を瞬時に考えるという高度な芸当が、 お恥ずかしながら出来ない人間なのよね。とっほほほおお。 恐らく、行きつけのコンビニの店員さんからしてみれば、 たまに買い物にくる坊主頭、目がうつろ、口半開き、心ここにあらずの、気持ちの悪い中年。 僕はきっとそう思われていることだろう。 年配の店員さんなどは、残念なオトナのコドモ感ハンパ無い僕を見て、 親心から僕に小銭の扱いを指導してくれているのかもしれない。 でも、もうほっといてくれ。 アタイのことは、もうほっといてちょーだい。 もうアタイに構わなくてけっこー毛だらけ猫灰だらけお尻のまわりは糞だらけ。 先日、僕は仕事が上手く行かず、珍しくとても虫の居所が悪かった。 そんな時、コンビニで、いつもの年配の店員さんに指摘された。 あ、ほらお客さん、その50円いただければ、10円のお釣りになりますよ。 思わず僕はこう答えてしまった。 僕、50円マニアなんです。 ・・・じゃ、じゃあ、そこの5円玉たくさん使って・・・。 僕、穴あき通貨フェチなんです。 ・・・・・・。 誰が呼んだか誰が呼んだか銭形平次~。 鼻歌まじりに店を出たのである。 世界がキャッシュレス化へ邁進する本当の理由は、 僕のような人間の屑がいるからだろう。 にほんブログ村 ↑ポチッと一枚! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.08.26 16:46:13
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