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★自然如
茗荷・ミョウガ。 私は、茗荷を食べる習慣が無いんですが、好きな人って多いんですね。 ******* むかし釈尊の弟子に周梨槃特(しゅうりはんどく)という聖者があって、 生まれつきもの覚えが悪く、しかももの忘れするくせがあった。 自分の名前すら忘れることがあるので、首から名札をかけていたそうである。 悟りをひらくまで人一倍の苦行をつんで世を去ったが、 この聖者の墓地にはえた植物がみょうがであったという。********* 「山菜歳時記」 by柳原 敏雄 そうか、それで、茗荷を食べ過ぎたら、もの忘れするという言い伝えができたのね。 「土を喰う日々」で水上勉は「山菜歳時記」を引用しながらもいう。 時間をかけて悟るやつを馬鹿とだ誰がきめたか。 効率を急ぐ思想が、仏教にあるとは思えないが、イソップ話にでも、 ゆっくり歩いたカメが兎に勝つはなしがあったはずだし、 新幹線より旧東海道線の方がいいという人を誰が指さすだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2002.10.21 20:21:35
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