カテゴリ:カテゴリ未分類
哀しみの赤い羽根
貧しい人に愛の手を!! 歳末助け合い運動の赤い羽根募金って、今もやってるんですか? 子どもの頃、家が貧乏でした。 父も母もよく働いていたのに、うちには、お金が入ってきませんでした。 サラリーマンではなく 百姓のうちには、野菜や米は手に入っても、お金は手に入らないのです。。 12月になると歳末助け合い運動の赤い羽根募金で、鉛筆をもらいました。 暗い赤色の鉛筆には、 「貧しい人に愛の手を」と書かれていました。 私は、その鉛筆を使うのがイヤでしたが、親に文房具を買ってと言うことは、もっとイヤでした。 そこで、使うときは、 「貧しい人に愛の手を」と書かれた方から削って使いました。 「HB」と横に書かれてあるので本当は、そちらから削ってはいけないのです。 新しければ嬉しいはずの鉛筆が哀しくて、 「早く、短くなって、この文字が無くならないかな・・・。」と思いながら使っていたのが思い出されます。 その頃、赤い羽根を付けている人を見ると 「私があんたたちに恵んであげてんだ。」と言われているような気がしていました。 貧しい人がいなくなればいいのに・・・。 少なくとも、私のような思いをする子は・・・。 -------------------------------------------------- ■今週のメモ■ ●相方が腰痛で先週から寝込む ●PCがDOSモードから脱出できなくて先週の土、日の日記が書けない。 ●AMP「白鳥の湖」(映画「リトルダンサー」にも出演のアダム・クーパーが主演)のチケット、今日、Get!やったー!!! 趣味多きリトダンの現実逃避?日記 2002/11/29(金) AMP「白鳥の湖」のチケGET!&バレエ 2003/01/03 16:48:31 「小さな村の小さな家」・・・山の昼ご飯 3つ目の池を越えて、少し行くと目的の山に着きました。 そこは、谷が少し広がっていて、小さな泉もあります。 その、右が村の共有の山です。 父さんと母さんが、持ってきた物を車力(しゃりき)とよぶ荷車から降ろします。 鋸、鎌、鉈は、木を伐り出すためにいる荷物。 米、ハンゴウ、空の弁当箱、漬けアミ、空き缶、ネギ、味噌、やかん。 これは、食事のための荷物です。 父さんと母さんが木を伐りはじめると、しねまたちは、焚き火用の 枯れた枝や松ご(枯れた松葉)を探しに行きます。 火を焚いて、ご飯を炊いたり、湯を沸かしたりするのです。 拾ってきた、枯れ枝や、松ごでさっそく、火を熾します。 母さんは、ハンゴウに米を入れやかんを持って、近くの泉に行くのです。 そこで、米を研いで、やかんに水を入れ、帰って火にかけました。 焚き火の横に、空き缶に入れた「漬けアミ」という塩辛い食べ物をおきます。 空き缶が鍋の役目をします。 「ネギ味噌」といって味噌の中に刻んだネギを入れ、空き缶に入れ火の横におきます。 よく働いたので、おなかがすきました。 「ええ、においがしよる。」と父さんも、木を伐りながら、笑います。 「ご飯が炊けたよ。」と母さんが言ったので、父さんを手伝っていたしねまは、 大喜びで、火に近づいて行きました。 ご飯のいい匂いがします。 ハンゴウの横に置いたやかんの湯が沸いたので、母さんが、お茶の葉を入れました。 とうさんが、鎌を持って、木の枝を切り、箸を作ってくれました。 ハンゴウで炊きたてのご飯を弁当箱に入れ、「漬けアミ」と「ネギ味噌」のおかずで食べます。 働いた後の熱いご飯と熱いおかずは、寒い山での仕事の楽しみです。 父さんが作ってくれた箸は、とってもいい匂いです。 *****まみむメモ***** 先日、日本の各地の山で木が枯れているというニュースを見ました。 原因はいろいろ考えられるのですが、人間が山に薪を採りに行かなくなったのもその一つとか。 山で、枯れた木を持って帰って、薪として使うという暮らしが山の活性化につながっていたということです。 2002/12/18 16:47:44 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2003.01.03 16:48:31
コメント(0) | コメントを書く |
|