テーマ:映画館で観た映画(8573)
カテゴリ:映画
ニューヨークでも指折りの人気レストランで料理長を務めるケイト(キャサリン・ゼタジョーンズ)は、妥協を知らない完全主義者。 仕事に対する情熱は人一倍でそのための努力も惜しまない。 毎朝4時に起きてその日一番の食材を買い付けに行き、厨房に入れば隅々まで目を行き届かせて調理人たちを取り仕切り、目が回るような忙しさの中、正確に、完璧にすべての料理を仕上げていく。 そんな彼女の神聖な厨房に突然闖入してくる副料理長ニック(アーロン・エッツカート)。 厨房に音楽を、仕事には息抜きを、というニックは、ケイトとはまるで正反対の陽気で自由奔放な性格。 さらに亡き姉の遺児として引き取られることになった9歳のゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)。 ふたりの存在がケイトの人生を大きく変えていく。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主人公がシェフだけに美味しそうな料理の数々に思わずごくり。('ー;') 料理と食べることが好きな私は、作りたくて仕方がなかった。 それにケイトのアパートのかっこいいこと。 玄関に置かれたチェストの艶のいいこと。 何気なく置かれた椅子のひとつにも味がある。 暖炉もあるし、一流シェフはやっぱりセレブなのかなと思った。 なにより、私は、 ケイトの姪が交通事故で入院したのを見て、 「わー、お金がかかりそう」と心配していた。 アメリカって国は医療にお金がかかると*「シッコ」*をみて知っていたから。 この映画はドイツ映画「マーサの幸せレシピ」のハリウッドによるリメーク。 本家の方は見ていないけど、舞台がドイツよりニューヨークが舞台の方が似合うかも。 なんせ、アメリカは競争社会。 ちょっとわき見をすれば置いていかれる。 それは、負け組みを意味し、貧困を意味するから。 だからケイトは勝ち残るために、全てを犠牲にする。 積み重ねてきたキャリアと地位を守るために・・・。 自分に暮らしを守るために・・・。 だから、自分が休んでいる間に来たニックが自分の地位を脅かすのではないかと疑心暗鬼。 いや、日本もアメリカなみになってきた。 ちょっと油断すると、正社員でも解雇され、いつ派遣社員という身分の不安定な立場にならないとも限らないのだから。 偶然か、この日、恋人よりも仕事を優先する女性を描いた*「働きマン」*というドラマが始まった。 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★10月10日*ハレとケ*UP ・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.11 13:44:26
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