テーマ:スローライフ(924)
カテゴリ:里山・歳時記
八月朔日(さくじつ)・八朔(はっさく)。
木村拓哉をキムタクというように、八月朔日はハッサクと言う。 ただし、旧暦のことで、八朔は二百十日の直前。 この日に田に入ると稲の穂先で目を突くと言って、田畑の仕事はお休み。 通りには八朔市と称して露店が出て大賑わい。 また、餅を搗くが、これは「八朔の苦餅」と呼ばれたそうだ。 「春ごと」(地方によってさまざまだが4月の休み)から八朔までは*「ひのつじ」*(昼寝)をしてもよい。 けれども、この日で昼寝はやめ。 逆に夜なべが始まる。(夜なべも秋のお彼岸からというところも多い) 「いやな八朔、また夜なべ」と言われた。 --------------------------- 私の祖母は、借金取りが来ると 「八朔までには、なんとかしますから」とか 「八朔までには返しますから」と言ってたそうです。 旧暦だけど八朔って今思っている以上に季節の節目だったんですね。 新暦に変わってから月遅れの9月1日にするようになりましたが、今は、言葉のみが残っています。 ■2002.8.1 *消してしまった日記をアップしておきます。 ・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★8月1日*昭和恋々:行水* UP ・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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