テーマ:本のある暮らし(3315)
カテゴリ:読書
老いは死を待つ時間ではなく、未知への道すがらなのですから、すべてを終える日まで、無理なく素直に自分らしく生きていくのが一番いい。 旅じたくのバッグに旅の楽しみを入れていくように、道の老いへの道すがらにも、楽しいことはいっぱいあるにちがいない、と思いついたのです。 (「はじめに」より抜粋) 「私の気ままな老いじたく」を読んだ。 人は誰しも老いていくもの。 最近、そう思うことが多いからだ。 だから老いじたくをしようと・・・。 私の老いじたくは、「モノを持たないこと!」。 父母が実家の岡山から老人ホームに住むようになったときに、要らないものがあまりに多いと思ったから。 妹と、ビニール袋に入れながら、もったいないという思いでいっぱいだった。 それから、私は本を買わない。 まったく買わないとは言えないけれど、ほとんど買わない。 この「私の気ままな老いじたく」も図書館で借りたもの。 化粧品もそれまでは、欲しいと思うままに買っていたのが、使っているものが、なくなってから。 この当たり前のことがなかなか出来なかったのだ。 ■置き場所、しまい場所は確認して。 という章があった。 最近、眼鏡がないと細かい字が見えない。 で、眼鏡を使う。 それを何気なく置いて次に使うときに探す・・・。 薔薇の花を切ったハサミを何気なく置く。 それを探す・・・。 そんなことが多いのだ。 お隣の奥さんに話したら、 「分かる、分かる。 私なんか、鍬の置き場所を忘れたもん」と2人で笑いあった。 それをなくするためには 何気なく置くをなくすることだという。 気をつけよう。 ・・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★6月9日*里山の歌・夏はきぬ/植物のチカラ:イグサ * ・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.10 11:05:06
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