テーマ:映画館で観た映画(8352)
カテゴリ:映画
それは彼女を作家へと駆り立てた生涯ただ一度の、激しくも切ない恋だった。 1795年、財産がモノを言う英国階級社会において、恋愛結婚などはもってのほか。 ジェイン(アン・ハサウェイ)の両親も、未来を約束された裕福な男の元へ娘を嫁がせようと必死だった。 しかし、独立精神にあふれた20歳のジェインは、階級や“プライドと偏見”というものを超えた世界を見据え、ハンサムで聡明だが貧しいトム(ジェームス・マカヴォイ)と恋に落ちる。 現代英国女性にも支持を得続ける恋愛バイブルを数多く生み出した作家、ジェイン・オースティン。 彼女の残した小説群にひけを取らないほど“リアルでロマンティック”な恋模様を軸に、その若き日々を描く。 「プライドと偏見」は、この出会いなくしては生まれなかった。 「エマ」や■ジェイン・オースティンの読書会■、ジェイン・オースティン関連は多い。 第一人気は、■プライドと偏見■。 「ブリジッド・ジョーンズの日記」も「プライドと偏見」が下敷きになっている。 そして、この「ジェイン・オースティン 秘められた恋」は、なんと「プライド(高慢)と偏見」に似ていることか。 美しい田舎に暮らす家族。 魅力的な若い娘。 娘の玉の輿を狙う母親と優しい父親。 ただ違うのは、「ジェイン・オースティン 秘められた恋」の主人公の娘が小説を書くこと。 「プライド(高慢)と偏見」を見ているような感じもするが、結末は全く違う。 イギリスのいなかの林の中を散歩するジェインの姿や舞踏会でのダンス風景、大きなお屋敷、 教会から帰るオースティン家の人々・・・。 それらは絵のように美しかった。 けれども貧しい階層の人々は労働を禁止されている日曜日でさえ、働いていた。 レースの優雅な服や大きな家は一部限られた人たちだけのものだったのだ。 あの時代は憧れるけど、生きていくのは、しんどそう、特に女性には・・・。 監督は■キンキーブーツ■のジュリアン・ジャロルド。 ・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★11月9日*「雨の名前」:狐の嫁入り/方言:ずつない * ・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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