テーマ:旅のあれこれ(10281)
カテゴリ:国内旅行
■2日目:5月27日
渥美半島(あつみはんとう)は、全長約50km、幅5km - 8kmの細長い半島。 この半島に、過去2回来ている。 ■「片浜十三里(かたはまじゅうさんり)」■といわれる美しい砂浜や ■映画:潮騒■の舞台となった近くの神島にも行った。 見るべき程の事は見つ。by平 知盛(たいら の とももり) この小さな半島に、他に行くあるのだろうか? 目を皿のようにして、渥美半島の地図を見ていたら、あった!! ■伊良湖東大寺瓦窯跡(いらご とうだいじがようせき)。■ さっそく、見に行った。 ▼写真の石を並べているのが、窯の跡。 豊川用水の最終調整池である初立池主堤の南側に位置する古窯跡で、1966年(昭和41年)にダムの建設に際して発見され、発掘調査によって3基の窖窯跡が検出された。 付近は字を瓦場と言い、古くから「東大寺の瓦を焼いた」と言い伝えられてきた。 たとえば、江戸期の人 西村白鳥 編の随筆「煙霞綺談」には「1686年(貞享3年)に三河國伊良胡崎(いらこざき)の山間、初立(はつたち)の農夫が畑畦の堤より七曜の輪がある七寸(約21センチメートル)ほどの軒瓦を掘り出した」との記述がある。 1966年に出土した瓦の破片のうち、軒丸瓦・軒平瓦には「東大寺大佛殿瓦」、平瓦には「東」「大佛殿」などの文字が刻まれていたが、1968年(昭和43年)の東大寺鐘楼の屋根の葺き替えの際、旧来から使われていた平瓦に刻まれた「東」の文字が先に渥美から出土した瓦の文字と一致したことから、鎌倉時代の東大寺再建で使用された瓦がここで焼かれたと判明した。 当地で出土した瓦は渥美郷土資料館に収蔵されている。 なお、その後の大仏殿周辺の調査で、ここで焼かれた軒丸瓦や軒平瓦が見つかっている。 平安時代の末期、平氏の焼き討ちで焼失した東大寺の再建にあたり瓦を焼いたのがここ。 この小さな半島で・・・? と思われるかもしれないが、道路も車も列車もなかった時代、ぐるりを海に囲まれた渥美半島は、水運であちこちと繋がっていたのかもしれない。 ■伊良湖東大寺瓦窯跡(いらごとうだいじがようせき)■ *所在地:伊良湖岬周辺 田原市伊良湖町 *交通アクセス 国道259号線を伊良湖方面へ、初立池横 *駐車場 あり *問い合わせ先 渥美半島観光ビューロー *TEL:0531-23-3516 ■伊良湖東大寺瓦窯跡■ ■愛知県;渥美半島:2泊3日■ ■1日目:5月26日 ■お・も・て・な・し■ ■2日目:5月27日 *伊良湖(いらご)東大寺瓦窯跡(とうだいじがようあと) *皿焼古窯館 *渥美郷土資料館 *いちご狩り ここからは、別行動で私は *豊橋鉄道渥美線に乗る。 *蛍狩り ■3日目 5月28日 9時30分のフェリーに乗る。乗船時間は約1時間。 *瀧原宮 3時過ぎに会社に寄って3時間ほど仕事をして帰る。 ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.31 00:42:56
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