テーマ:旅のあれこれ(10281)
カテゴリ:国内旅行
■10月5日(月) 国の名勝、天然記念物に指定されている(五箇瀬川峡谷(高千穂峡谷))。 阿蘇カルデラをつくった火山活動によって、約12万年前と約9万年前の2回に噴出した高温の軽石流(火砕流の一種)が、当時の五ヶ瀬川の峡谷沿いに厚く流れ下った。 この火砕流堆積物が冷却固結し溶結凝灰岩となり、柱状節理が生じた。 その柱状節理が、グニャっっと曲げられているところがあるが、地球の力を感じて感動する。 溶結凝灰岩は磨食を受けやすいため、五ヶ瀬川の侵食によって再びV字峡谷となったものが高千穂峡である。 高さ80m~100mにも達する断崖が7kmにわたり続いており、これを総称して五ヶ瀬川峡谷(高千穂峡)と呼ぶ。 また、峡谷は貸しボートで遊覧できるようになっており、峡谷に流れ落ちる日本の滝百選の一つである「真名井の滝」の至近まで近づくことが出来る。 ボートに乗って下から見る景観は、上からとまた違って、迫力がある。 狭い所をボートが行きかうので、ぶつかり合ったりする。 時々、大きな穴のあいた岩を見た。 滴り落ちる水が、何万年という時をかけて作った作品。 ▲ボート乗り場 今回、ボートに乗ったのは、初めてということがあるが、体力的なことがある。 数十メートル下のボート乗り場に行くには、急な階段の上り下りが必要。 もし次に行くとしても体力があるかどうかだ。 また、ツアーで来ると、絶対にボートには乗らないだろう。 そういうわけで、ボートに乗れてよかったと思う。 漕ぎ手は、しんどかっただろうが・・・。 別府市で■温泉より由布川渓谷■を見たのも、体力のあるうちに階段を昇り降りする所に行った方がいいと思ったからだ。 高千穂峡を上から見て歩いていた時途中で橋があった。 石造りの年期の入った橋で周りの景色になじんでいた。 ここで写真を撮るべしというピクチャーポイントがある。 それが、三つの橋が見えるというところ。 分かりにくいので、赤で線をひいてみたが、ここが高千穂峡の一番いい場所とは思わない。 むしろ、自然の景色の中に、人口の構造物を置くということを私は好まない。 私が日々ストレスに感じていることに日本の景観への意識の低さがあります。 品のない色の看板があふれ混沌とし調和せず見苦しい景色が増えています。 景観破壊にショックを受けた下関の門司港レトロハイマートについても写真入りで紹介されていました。 歴史とかその土地の良さを無視した唐突なタワーを建設する愚かさに当時びっくりしました。 景観関して寛容すぎると思います。 見る人に不快感を与える場合もあります。 周囲環境、歴史、文化、自然を無視した景観破壊は観光立国ニッポンやおもてなしなどに反すると思います。 景観破壊は大きな損失です。それに早く気づいて欲しいと思います。 美しい街並みや美しい自然は財産でです。 ■九州旅行2015.10.1~10.11 ■10月1日(木)夜:大阪港出港■3009歩 ■10月2日(金)大分県:別府着■10377歩 ★内成(うちなり)の棚田 ★由布川渓谷 ★別府公園 ■10月3日(土):日田市と小鹿田(おんた)■11421歩 ★日田市内 ★バーナード・リーチ@小鹿田(おんた) ★小鹿田(おんた)焼きの里にて ■10月4日(日):阿蘇■6690 ■阿蘇山は大きい■ ■10月5日(月)■ ★高千穂峡 ・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.10.20 00:03:23
コメント(0) | コメントを書く
[国内旅行] カテゴリの最新記事
|
|