テーマ:映画館で観た映画(8573)
カテゴリ:映画
復讐の先に、何があるのか。 アメリカ西部の未開拓な荒野。 狩猟中に熊に喉を裂かれ瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は、狩猟チームメンバーの一人、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に見捨てられ置き去りにされたばかりか、最愛の息子を殺されてしまう。 グラスはフィッツジェラルドに復讐を果たすため、厳しい冬の寒さに耐え、交戦中の部族の熾烈な襲撃を交わし、約300キロにわたる過酷な旅に出る……。 熊に襲撃され、過酷な自然にさらされながらも生き延びたハンター、ヒュー・グラスの実話を、レオナルド・ディカプリオ主演で映画化したサバイバル劇。 自分を取り残したハンター仲間への復讐を果たそうとする男の姿を、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が映しだす。 はじめの方から美しい景色が広がる。 森の中を流れる水、いや、水の中に生えている木々・・・。 これは、どこで撮ったのだろうか? こんなとこ、見てみたい。 そんな所を通って、毛皮を運ぶ30人の白人たち。 毛皮をこんなにとってということは、動物の殺戮があったのだろう。 いろんな戦いがあったのだろう。 ★人間対動物の戦い。 ヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は熊に襲われ、瀕死の重傷を負う。 熊だけではなく、野生動物も生きていくために人間と闘う。 ★白人とインディアン。 白人が上陸するまで、アメリカは、ネイティブ・アメリカンのものだった。 土地を敬い、自然に寄り添って暮らしてきたのに、白人は、勝手に土地を荒らし、村を焼き、命さえも奪う。 怒るのは当然だ。 ★部族対部族 インディアン(あえて)には、いろんな部族がいて、なぜか闘っている。 土地が問題になっているのだったら、話し合いで解決して、その分みんなで、白人にかかっていけば、道も開けたろうに・・・。 ★自然 恵みを与えてくれる自然も、時には人間を襲う。 降る積もる雪や高い山、流れの早い河、深い谷・・・。 ★仲間同士。 自分勝手な人間は、仲間であろうと裏切る。 瀕死の仲間を置き去りにしたり、殺したりする。 こんな中で生き残っていく人は、 体力、知力全てに秀でていないとだめだ。 私みたいに、■弱い人間■は生き残れない。 何が食べられるかを知り、食べられるものは、なんでも食べないとだめだ。 動物を倒して、内臓を手掴みで食べたりしているシーンをみると、身震いする。 暮らしの知恵も必要だ。 医者など、いないのだから薬草も知っていなければならない。 映画の中でネイティブアメリカンは、あっという間に、小屋を作った。 白人が来たため、絶滅してしまった動物やインディアンの暮らし、言葉・・・。 アメリカ・インディアンの書物より賢い言葉 イロコイ族の言葉 ★第88回アカデミー賞★ ★主演男優賞 ★監督賞 ★撮影賞を受賞。 作品賞にもノミネートされた。 ・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.05.11 15:13:49
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