カテゴリ:読書
イチョウの木が信仰の対象になったのはなぜ? 明治神宮造営秘話から井の頭公園まで、樹木を通して、都市における公園と神社の歴史を知り、樹木の個性もわかる本。 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 公園・神社の樹木を通して発見する公園と神社の歴史と楽しみ! 人と樹木がどう関わってきたのかを知ると、もっと樹木がよくわかる。 【目次】(「BOOK」データベースより) 第1章 眠れなくなったプラタナス 第2章 戦争に翻弄されたツツジとハナミズキ 第3章 水郷の歴史を語るエノキ 第4章 江戸の大火と戦ったスダジイ 第5章 台湾からやってきたクスノキ 第6章 渋沢栄一は、なぜ公園を造ったのか? 第7章 イチョウが拝まれるようになったわけ 第8章 サクラの丘に秘められた五〇〇〇年の歴史 何気なく見ている木に理由があったのかと思うと、その理由が知りたくなる。 そういえば、仙台が「杜の都」といわれるにはわけがある。 仙台藩祖、伊達政宗によって築かれた城下町・仙台は、農民の割合に対して武士の武士のまちであった。 そのため、侍屋敷に植えられた屋敷林が仙台城下を美しく覆っていたという。 伊達政宗による仙台開府以前、この土地は「宮城野」と呼ばれており、仙台平野には風雪を防ぐ木がほとんどなかったと言われている。 また、仙台の気候風土や地形的な特色のため、城下町を開くには積極的な植林奨励策が必要とされた。 植林された樹木は、防風林・防雪林・防火林として機能したのであり、現在よりも森林が豊富であったであろう江戸時代に、美観のために植林されたのではない。 山から離れた平野に建っている旧来の農家の住宅には、冬季の風雪に耐えるため、例外なく北側から西側にかけて防風林・防雪林が植えられている。 これはイグネ(居久根…屋敷まわりの杜)と呼ばれる。 3枚の木の写真は1月に行ったニュージーランドのクライストチャーチにある■ハグレー公園。■ こうしてみると、木は必要だから植えられたのだ。 うちの家の西側にあるビワの木も西日と人の目を遮る緑のカーテンだった。 しかし、隣の地主が■たった一本の木さえ■壊滅的に切ってしまった。 木には、役目があり、命があることを知ってほしい。 6月は■環境月間■だ。 ■本が読みたい:原発事故緊急対策マニュアル 放射能汚染から身を守るために ■ ・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.06.23 17:36:32
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