テーマ:本のある暮らし(3206)
カテゴリ:読書
俳句は知的なゲーム、句会は言葉の総合格闘技(バーリトゥード)である。 相手に「読み」をゆだねれば、言葉の可能性を無限に感じることができる。 ひとり叫ぶポエマーでなく、座を盛り上げるDJになりたい人は、本書で最小限の知識とマナーをおさえてください。 そして一緒に最高にスリリングな句会をやりましょう! テレビで芸能人が俳句査定される「プレバト」が人気で私も毎週見ている。 以前、■「ぼくの伯父さんの喫茶店学(カフェロジー)入門」by沼田元氣・堀内隆志■を読んだことがある。 1990年代からは「憩(いこい)」「観光」「お土産」「サンポロジィ」「カフェロジィ」などをキーワードに、写真や文章を発表している沼田が「カフェ俳句」を作っていた。 ●ルンルンとコーヒーを待つルンルンと プッチ ●泡だったミルクの中にハートがプカリ 風子 ●珈琲の苦みも覚え大人かな ジジ ●カフェ好きの視線鋭く びびる店員 コックピット ●飲み干した カップで過ぎてくカフェ時間 香苗 私もノリで作ったら、読んだ方がコメント欄に書き込んでくれ、ブログ句会♪ *日記人の「カフェ俳句」より ●コーヒーの苦さが眠り誘う午後 おフジ ●彼アイス(愛す) 私コーヒー(恋)喫茶店 彩貴 ●痴話げんか 行けなくなったカフェ二軒 彩貴 ●カフェオレのカップにたてる抹茶かな 天地 はるな ●「モンブラン」ひとつ買い来て「おうちカフェ」 天地 はるな ●山頂の巌や にわか カフェテラス じねんじょ 私、俳句が好きなのかも!! で「俳句いきなり入門」を読んでいる。 これを書いている時点ではまだ途中だけれど、句会が面白そう!! 句会といえば、自分の句を発表するのが主な楽しみと思いきや、さにあらず! 他人の句の批評をし、聞くことこそ句会のだいご味だそうだ。 だから、いい批評をする人が句会の人気者で、俺が俺がと自分の句ばかりをいう人は、嫌われるのだとか。 スパッと■アイドルを斬るミッツ・マングローブ■みたいな人は句会の人気者になるだろう。 作者の千野帽子に、沼田元気や■いとうせいこう■的なものを感じる。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.03.17 09:28:45
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